for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

ユーロ週間見通し:下げ渋りか、日銀金融政策を見極める展開


*14:27JST ユーロ週間見通し:下げ渋りか、日銀金融政策を見極める展開
■下げ渋り、ECBはユーロ圏経済の改善を予想

今週のユーロ・ドルは下げ渋り。3月10日発表の2月米消費者物価コア指数は市場予想を下回り、米長期金利の上昇は一服したことから、ユーロ売り・米ドル買いは縮小。欧州中央銀行(ECB)は3月11日に理事会で4-6月期に国債購入ペースを大幅に拡大することを決定したが、追加緩和の意図を否定したことやユーロ圏経済の改善が予想されていることから、ユーロ買い・米ドル売りがやや優勢となった。取引レンジ:1.1836ドル-1.1990ドル。

■伸び悩みか、米FOMC会合を見極める展開

来週のユーロ・ドルは伸び悩みか。欧州中央銀行(ECB)は3月11日に開催した理事会で現行の金融政策を維持するとともに、長期金利の上昇をけん制した。それに対し、米連邦準備制度理事会(FRB)は16-17日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で長期金利の上昇をある程度容認する考えを示すとみられ、ユーロ買い・米ドル売りが強まる可能性は低いとみられる。

予想レンジ:1.1850ドル−1.2050ドル

■堅調推移、経済状況改善への期待高まる

今週のユーロ・円は、2018年10月以来となる130円39銭まで上昇した。米長期金利の上昇を警戒して週初に128円78銭まで下げたが、米長期金利の上昇一服でユーロ売りは縮小。欧州中央銀行(ECB)は3月11日開催の理事会で、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の買い入れを4-6月期に拡大することを決定したが、ラガルドECB総裁は「全般的な経済状況は年内に改善すると予想される」との見方を伝えており、ユーロ買い・円売りが活発となった。取引レンジ:128円78銭−130円39銭。

■下げ渋りか、日銀金融政策を見極める展開

来週のユーロ・円は下げ渋りか。欧州中央銀行(ECB)は長期金利の上昇をけん制している。日本銀行は3月18-19日開催の金融政策決定会合で、10年金利の変動幅を現行程度にとどめることを決定する見込み。日本の長期金利がさらに上昇する可能性は低いと予想されており、欧米株式が強い動きを見せた場合、ユーロ買い・円売りの取引は継続される見込み。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・18日:1月貿易収支(12月:+292億ユーロ)

予想レンジ:128円50銭−131円00銭



《FA》

当コンテンツはFISCOから情報の提供を受けています。掲載情報の著作権は情報提供元に帰属します。記事の無断転載を禁じます。当コンテンツにおけるニュース、取引価格、データなどの情報はあくまでも利用者の個人使用のために提供されているものであって、商用目的のために提供されているものではありません。当コンテンツは、投資活動を勧誘又は誘引するものではなく、また当コンテンツを取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。当コンテンツは投資助言となる投資、税金、法律等のいかなる助言も提供せず、また、特定の金融の個別銘柄、金融投資あるいは金融商品に関するいかなる勧告もしません。当コンテンツの使用は、資格のある投資専門家の投資助言に取って代わるものではありません。提供されたいかなる見解又は意見はFISCOの見解や分析であって、ロイターの見解、分析ではありません。情報内容には万全を期しておりますが、保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。 【FISCO】
for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up