for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

日経平均VIは上昇、米銀破綻が金融システムへ及ぼす影響など警戒


*14:07JST 日経平均VIは上昇、米銀破綻が金融システムへ及ぼす影響など警戒
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+1.21(上昇率6.76%)の19.10と上昇している。なお、今日ここまでの高値は19.60、安値は18.18。

先週末、米シリコンバレー銀行が経営破綻し、その影響が金融システムに波及することへの警戒感から、先週末の米株式市場で主要指数が下落した。これを受け、今日の東京市場も売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。取引開始後も日経225先物は売りに押される展開で、加えて、外為市場で一時1ドル=133円60銭台と先週末10日15時頃に比べ3円ほど円高・ドル安に振れたこともあり、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが強まり、今日の日経VIは先週末の水準を上回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。


《SK》

当コンテンツはFISCOから情報の提供を受けています。掲載情報の著作権は情報提供元に帰属します。記事の無断転載を禁じます。当コンテンツにおけるニュース、取引価格、データなどの情報はあくまでも利用者の個人使用のために提供されているものであって、商用目的のために提供されているものではありません。当コンテンツは、投資活動を勧誘又は誘引するものではなく、また当コンテンツを取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。当コンテンツは投資助言となる投資、税金、法律等のいかなる助言も提供せず、また、特定の金融の個別銘柄、金融投資あるいは金融商品に関するいかなる勧告もしません。当コンテンツの使用は、資格のある投資専門家の投資助言に取って代わるものではありません。提供されたいかなる見解又は意見はFISCOの見解や分析であって、ロイターの見解、分析ではありません。情報内容には万全を期しておりますが、保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。 【FISCO】
for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up