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今日の為替市場ポイント:米利上げ長期化観測後退でリスク選好的なドル買い拡大の可能性低い


*08:00JST 今日の為替市場ポイント:米利上げ長期化観測後退でリスク選好的なドル買い拡大の可能性低い
13日のドル・円は、東京市場では133円56銭まで下げた後、一時135円05銭まで反発。欧米市場では134円65銭から132円29銭まで下落し、133円22銭で取引終了。本日14日のドル・円は主に133円台で推移か。米利上げ長期化観測は大幅に後退しており、リスク選好的なドル買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

13日の米国債市場では債券利回りが全般的に低下した。米銀シリコンバレーバンク(SVB)の経営破綻を受け安全逃避の債券買いが一段と拡大した。年内利下げの可能性が高まったことから、2年債利回りは大幅に低下し、節目の4%を下回った。来週開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で利上げが実施される可能性は高いものの、0.25ポイント幅にとどまるとの見方が増えている。一部の市場参加者は利上げ見送りを予想しているが、その場合は利上げを再開することは大変難しくなるとの見方が多いようだ。市場参加者の間からは「3月のFOMC会合で0.25ポイントの利上げを実施し、インフレが再加速しない限り、米金融当局は5月以降、政策金利を長期間据え置く」との声も聞かれている。


《CS》

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