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米国株見通し:下げ渋りか、雇用指標が低調なら買戻しも


*13:50JST 米国株見通し:下げ渋りか、雇用指標が低調なら買戻しも
(13時40分現在)

S&P500先物      4,113.75(+6.25)
ナスダック100先物  13,154.75(+54.00)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は50ドル高。長期金利は弱含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


3日の主要3指数は3日続落。終盤は売り優勢となり安値付近で取引を終え、ダウは270ドル安の33414ドルで引けた。連邦準備制度理事会(FRB)は2-3日の連邦公開市場委員会(FOMC)での討議を踏まえ、市場の予想通り0.25%の利上げを決定。次回6月の会合で一段の引き締めを休止する可能性を示唆したが、年内利下げには否定的だった。それに先立って発表された強い経済指標がFRBのタカ派方針を支え、売りを強めた。


本日は下げ渋りか。今晩の欧州中銀(ECB)理事会で追加利上げが見込まれ、来月のFOMCでも引き締めは続くとの観測から売り先行となりそうだ。ただ、市場の想定通りに4-6月期非農業部門労働生産性がマイナスに転じ、新規失業保険申請件数が増加すれば、FRBのタカ派スタンスを弱める材料に。一方、地銀の経営状態は引き続き不安視されるが、過度な懸念は縮小。前日までの続落の反動で買戻しが相場を支える可能性もあろう。




《TY》

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