*09:01JST 今日の為替市場ポイント:米利上げ確率上昇でドルは下げ渋る可能性
24日のドル・円は、東京市場では138円23銭から138円73銭まで反発。欧米市場では138円36銭まで売られた後、一時139円48銭まで上昇し、139円43銭で取引終了。本日25日のドル・円は主に139円台で推移か。米利上げ確率上昇でドルは下げ渋る可能性がある。
報道によると、米共和党のマッカーシー下院議長は24日、債務上限問題を巡る協議は24日夜も続けられると伝えた。同氏によると、なお多くの問題が解決されていないため、共和党の交渉担当である下院金融サービス委員会のマクヘンリー委員長がホワイトハウスにとどまり、取り組みを続けているもよう。マッカーシー氏は米FOXビジネスとのインタビューで、「今年の支出が昨年を上回るような法案は提出しない」と答えている。共和党側がこの条件を変更しない場合、債務上限を巡る協議が短期間で合意に達する可能性は低いとみられる。共和党側は富裕層の増税や石油・製薬業界の税の抜け穴をふさぐこと(歳入増加策)を容認していないようだが、現時点でバイデン政権は大規模な歳出削減に応じる様子はないようだ。債務上限の引き上げを巡る協議の行方は予断を許さない状況が続くとみられる。
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