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ゴルフ・ドゥ Research Memo(3):2017年3月期の連結業績は増収増益、売上高は過去最高を達成
2017年6月27日 / 06:07 / 5ヶ月後

ゴルフ・ドゥ Research Memo(3):2017年3月期の連結業績は増収増益、売上高は過去最高を達成


*15:03JST ゴルフ・ドゥ Research Memo(3):2017年3月期の連結業績は増収増益、売上高は過去最高を達成
■業績動向

1. 2017年3月期の業績概要
ゴルフ・ドゥ3032の2017年3月期の連結業績については、売上高が過去最高となる前期比11.5%増の4,969百万円、営業利益は同45.7%増の106百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同11.3%増の81百万円を達成している。直営事業の「ゴルフ・ドゥ!」における購入客単価が年間を通して毎月前年実績を上回っており、購入客数も10月以降は毎月前年実績を上回るなど、中古クラブ販売及び買取りがともに年間を通して堅調に推移している。また、「ゴルフ・ドゥ!オンラインショップ」の会員数は23.8万人にまで増加し、売上金額、アクセス数ともに32ヶ月連続前年同月を上回るなど、直営店のみならずフランチャイズ加盟店へも大きく貢献している。

2016年4月~2017年3月のゴルフ場の利用者数は前年同月比3.3%減、練習場の利用者数は同1.1%減と前年実績を下回るなど(経済産業省「特定サービス産業動態調査」より推計)、ゴルフ市場縮小を示唆する調査結果があるが、最近引退発表で話題となった宮里藍選手や松山英樹選手の活躍に触発されたジュニアゴルファー育成の盛り上がりという前向きな話題もある。現在の市場のメインターゲットとなるシニアゴルファーに加えて、若年層や女性層という新たなターゲットを開拓していくためには、ゴルフをプレーするためのハードルを下げることが求められる。初心者専用ゴルフスクールに加えて、栃木県に初心者専用ゴルフ場がオープンするなど施設面の取り組みが徐々に進められているのに対して、ゴルフクラブなど道具面での対応については、中古クラブに対するニーズの高まりが期待されている。

事業ごとの業績については、直営事業においてはすべての四半期において前年の売上高を上回るなど、年間を通して好調を維持し、通期での「ゴルフ・ドゥ!」直営全店売上高前年比は105.6%となった。その結果、直営事業の売上高は3,446百万円(前連結会計年度は売上高3,218百万円)となった。また、セグメント利益は153百万円(前年同期はセグメント利益145百万円)となった。

フランチャイズ事業においては、前年度同様に店舗運営指導及びフランチャイズ加盟店の出店に関するサポートを中心に行った。フランチャイズ加盟店の店舗売上高が前年実績に届かない状況下で、主にロイヤリティ収入が減少したため、特価商材や備品をフランチャイズ加盟店に販売することで売上高の底上げを図った。さらに、2016年7月に「アコーディアガーデン春日部店」、10月に「小山店」の2店舗が新規オープンし、平成28年9月に「札幌厚別店」、10月に「小牧店」、11月に「長崎城栄店」の3店舗が移転オープンするなどの店舗展開を進めた結果、フランチャイズ事業の売上高は410百万円(前年同期は売上高368百万円)となった。また、セグメント利益は163百万円(前年同期はセグメント利益161百万円)となった。

営業販売事業においては、春から秋にかけて円高の影響により輸入商材への需要の高まりと連動して、海外子会社における日本への輸出も増加している。その結果、営業販売事業の売上高は1,099百万円(前年同期は売上高868百万円)となった。また、セグメント利益は62百万円(前年同期はセグメント利益9百万円)となった。

ウェルネス事業においては、10月に当事業の1号店となる「ルアンルアン 柏モディ店」、3月に2号店として「ルアンルアン ヨドバシAKIBA店」がオープンするなどの店舗展開を進めた結果、ウェルネス事業の売上高は11百万円となった。また、セグメント損失は22百万円となった。

2. 財務状況とキャッシュ・フロー
2017年3月期末の資産については、総資産が前期比90百万円増加し2,564百万円となった。流動資産は現金及び預金が71百万円減少し427百万円、売掛金が104百万円増加し289百万円、棚卸資産が92百万円増加し1,170百万円となり、全体で68百万円増加し1,962百万円となった。固定資産は、22百万円増加し602百万円となった。負債については、流動負債は、買掛金が18百万円減少し228百万円、全体で152百万円増加し1,271百万円となった。純資産については、82百万円増加し630百万円となったことから、自己資本比率が24.6%に上昇した。

2017年3月期における現金及び現金同等物は、営業活動による支出及び財務活動による支出、投資活動による支出の結果、前期比71百万円減少し427百万円となった。営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前純利益やたな卸資産の増加、売掛債権の増加などにより、57百万円の支出となった。投資活動によるキャッシュ・フローは、「ゴルフ・ドゥ!」直営店の新店設備費用及びネット事業プログラムなどの資産の取得による支出などが、貸付金の回収などを上回り0.6百万円の支出となった。財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済などにより、12百万円の支出となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 長谷川 進)


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