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三井化学 Research Memo(3):自動車向け素材で構成。シェアの高い製品群が揃う
2017年7月3日 / 06:32 / 4ヶ月後

三井化学 Research Memo(3):自動車向け素材で構成。シェアの高い製品群が揃う


*15:26JST 三井化学 Research Memo(3):自動車向け素材で構成。シェアの高い製品群が揃う
■三井化学4183の事業の概要

2. モビリティ事業
モビリティ事業は自動車業界を対象とする事業・製品の集合体。世界、特にアジア市場で高シェアを有して高い存在感を示す製品が多いのが特徴だ。製品群別売上構成比は、海外PP(ポリプロピレン)コンパウンドが47%と最も大きく、エラストマー、機能性コンパウンドが続いている。最大構成比を占める海外PPコンパウンドは、主な用途が自動車のバンパーだ。“海外”というのは米国を主体に、アジア、欧州など日本以外の市場で、日系メーカーの現地工場及び海外メーカーに供給していることを表している(日本国内の自動車工場に対しては、国内工場からPPコンパウンドを供給しており、それは基盤素材事業に属している)。

売上高の地域別内訳は、北米が40%と最も多くなっているが、日本、中国、アジアが15%〜18%で続いており、アジア全体で50%を占めている。海外PPコンパウンドの約60%が北米で、約40%が中国を含むアジアで販売されていることと重なる。機能性コンパウンドやエラストマー、機能性ポリマーは地域的に日米欧アジアの各自動車工場にバランスよく販売されているとみられる。自動車業界の地理的勢力分布に照らすと欧州の構成比が現状は9%と低いが、この数値は今後、海外PPコンパウンドの欧州自社拠点建設などによって次第に上昇してくる見通しだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《MW》

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