December 17, 2017 / 11:05 PM / 9 months ago

ネクシィーズG Research Memo(1):「ネクシィーズ・ゼロシリーズ」が大黒柱。2018年9月期は増収増益予定


*08:00JST ネクシィーズG Research Memo(1):「ネクシィーズ・ゼロシリーズ」が大黒柱。2018年9月期は増収増益予定
■要約

ネクシィーズグループ4346は、企画力と営業力を武器にデジタル商材の販売で業容を拡大し、2002年には大証ナスダック・ジャパン市場に上場、2004年には東証及び大証1部上場を果たす。現在の主力は2012年に開始したLED照明を始めに省エネ商材を初期投資オール0円で導入できる「ネクシィーズ・ゼロシリーズ」を提供するエネルギー環境関連事業である。2016年にはブランジスタ6176の子会社(株)ブランジスタゲームが、3Dクレーンゲーム「神の手」をリリースし注目を集める。2017年9月に電力小売事業に進出した。

1. 事業概要
主力はLED照明などの省エネ商材を提供する「ネクシィーズ・ゼロシリーズ」である。「日本の電気代を下げる」をスローガンに2013年9月期にスタートしたこの事業は、約5年で売上高約9,960百万円(2017年9月期)に達し、同社の大黒柱に成長した。初期費用をゼロとする独自のレンタル方式が飲食店・宿泊施設などのニーズに合致し、業界No.1の地位を確立した。LED照明以外の他商材(節水装置、業務用冷蔵庫、業務用空調、食器洗浄機、スチームコンベクションオーブン、POSレジなど)の販売も好調に推移しており、新規の売上高の約21.3%(2017年9月期)を占めるまでになっている。

2. 業績動向
2017年9月通期の業績は、売上高は前期比14.1%増の16,048百万円、営業利益は同19.7%増の2,054百万円、経常利益は同32.1%増の2,269百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同45.4%増の1,767百万円になり、大幅な増収及び6期連続の営業増益を達成した。エネルギー環境関連事業「ネクシィーズ・ゼロシリーズ」が好調を維持し、増収増益をけん引する。電子メディア事業はブランジスタゲームの「神の手」への戦略的投資により減益、文化教育事業は堅調に推移した。

2018年9月通期の業績予想は、売上高で前期比2.8%増の16,500百万円、営業利益で同2.2%増の2,100百万円、経常利益で同7.5%減の2,100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同18.8%増の2,100百万円と5年連続の増収と7年連続の営業増益を予想する。2017年11月に連結子会社の(株)ハクビ(売上高2,065百万円、営業利益91百万円、2017年9月期)を売却したなかでの増収増益予想であり、本業の成長性をうかがわせる。

3. 成長戦略
同社は2017年9月に電力小売事業に参入した。(サービス名称「ネクシィーズ電力」)2012年からLED照明等の提供を開始しており、コストダウンや省エネに関心の高い顧客が3万件を突破している。(2017年11月末時点)同じ営業組織が低価格が売りの「ネクシィーズ電力」を扱うことで、更なるコストダウンを提案できる。電力小売事業は一般には利幅は大きくはないが、省エネ商材とのセット営業が可能となるうえに、継続的な収入を確保し、経営の安定化に寄与する。

ブランジスタゲームが提供する「神の手」は、秋元康(あきもとやすし)氏が総合プロデューサーを務める、スマートフォンで行う3Dクレーンゲームである。プレミアム景品や様々なコラボ景品を獲得するとユーザーの自宅に届くという、世界初(特許出願中)のゲームを提供する。アプリのダウンロード数(DL数)は累積で60万DLを超えており、年末年始に実施する大型テレビCMにより更なるDL数の増加が期待できる。App store DL ランキングでもこれまで3回以上2位を獲得するなど上位を維持している。これまでに楽天4755グループやDDホールディングス3073、湘南美容外科クリニック、(株)フジテレビジョン、はるやまホールディングス7416などとのタイアップ企画が実現。クライアント企業としては、CM動画を100%視聴してもらった上で、クーポンや景品を提供できるため、来店促進に活用できる。今後は12月28日から、大型CMなどの大規模プロモーションを企画しており総額5億円前後をTVCM及びWebプロモーションに投入する予定。複数の有名ブランド企業とのタイアップ企画もCMに合わせて開始される。

4. 株主還元策
同社は、成長のための投資と株主への適切な利益還元をバランス良く行う方針である。2017年9月期の1株当たり配当金は年25円(前期比5円増配)、配当性向17.5%となった。株主還元の一環として自社株買いも積極的に行う。2018年9月期は、第2四半期末15円、期末で15円、年30円配当(前期比5円増配)を予定する。2018年9月期も前期同様に直接的な株主還元を強化する方針だ。

■Key Points
・LED照明等省エネ商材「ネクシィーズ・ゼロシリーズ」が大黒柱
・2018年9月期は子会社ハクビ売却も、本業の成長力で増収増益予想
・電力小売に参入。スマホクレーンゲーム「神の手」は年末年始から大規模プロモーション予定

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)


《NB》

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