December 21, 2017 / 6:05 AM / a year ago

ケンコーマヨ Research Memo(4):サラダ・総菜類を中心にすべての商材で増収を達成


*15:04JST ケンコーマヨ Research Memo(4):サラダ・総菜類を中心にすべての商材で増収を達成
■ケンコーマヨネーズ2915の業績動向

2. 事業セグメント別動向
(1) 調味料・加工食品事業
調味料・加工食品事業の売上高は前年同期比3.1%増の30,885百万円、セグメント利益は同4.8%減の1,785百万円となった。半期ベースでは減益となったが、第2四半期(2017年7月-9月)だけで見ると売上高は前年同期比3.3%増、セグメント利益は同3.7%増となり4四半期ぶりの増益に転じている。また、セグメント利益率も6.5%と直近のピークであった前第2四半期を上回る格好となった。

商材別の売上動向を見ると、サラダ・総菜類は前年同期比5.7%増の10,391百万円(販売重量は6.2%増)、タマゴ加工品は同1.8%増の10,784百万円(販売重量は4.0%増)、マヨネーズ・ドレッシング類は同1.5%増の8,989百万円(販売重量は1.0%増)といずれも増収となった。

サラダ・総菜類はCVSや外食向けに主力商品のロングライフサラダや和惣菜が伸長した。特に「和彩万菜®」シリーズは高付加価値、簡便性、廃棄ロスの削減といった顧客ニーズに合致したこと、商品ラインナップも前期末の11品目から13品目に拡充したことなどにより、居酒屋やホテルのバイキングメニューとして新規採用が広がり、好調に推移した。また、ポテトサラダについては外食業界の人手不足を背景に、簡便に調理できる下処理済みの素材系商品の需要が拡大、「サラダのプロがつくった」サラダシリーズについてもCVSや量販店向けに着実に売上げを伸ばした。

タマゴ加工品では、CVS向けにサンドイッチ用や総菜パン用のタマゴサラダ、お弁当用の厚焼き卵、麺用の錦糸卵の新規採用が進み、増収に寄与した。重量当たり単価が若干低下したが、これは販売構成比の変化によるものとなっている。また、調理現場での簡便化ニーズに応え「レンジでお手軽とろ~りたまご」を商品化したほか、ヘルシー志向ニーズに対応してホワイトエッグシートを投入するなど、多様なニーズに応える商品の開発、販売を積極的に行っている。

マヨネーズ・ドレッシング類では、製パン向けに10kg形態のマヨネーズが新規採用されたほか、CVS向けの小袋形態ドレッシング、ファストフード向けのナゲットソース、500ml形態のドレッシングなどが好調に推移した。注力商品である「世界を旅するドレッシング®」シリーズは前期末比1品目増の5品目に拡充、また、「低カロリー、低糖質、減塩」をテーマとしたノンオイルドレッシング「トリプルバランス®」も20ml、200ml、500ml、1Lと形態の多様化を進め、前期末比3品目増の6品目に拡充し、それぞれ増収に寄与している。

(2) 総菜関連事業等
総菜関連事業等の売上高は前年同期比1.0%増の5,501百万円、セグメント利益は同39.1%減の378百万円となった。ジャガイモを中心とした野菜価格の高騰などが減益要因となった。ただ、量販店向けに明太子、えび、ごぼうなどを使用した商品が新規採用されたほか、だし巻卵やスープ系の商品の採用が進んだことにより売上高は増収基調が続いている。

(3) その他
その他には連結子会社サラダカフェで展開するサラダ専門ショップの収益に加えて、海外事業の持分法投資損益が利益に含まれている。売上高は前年同期比4.9%増の635百万円、セグメント損失は19百万円(前年同期は17百万円の損失)となった。

サラダカフェについては、店舗数が前期末比1店舗増の18店舗となり増収に寄与した。和サラダ専門店「Wasara そごう横浜店」を2017年4月にオープンした。和サラダ専門店としては大阪の「Wacara近鉄あべのハルカス店」に続いて2店舗となる。和食ブームを背景に、和サラダのメニュー提案強化に取り組んでいる。また、幅広い年代層に親しまれる「いも」と「たまご」をメインとした和のおかず専門店「いもたまや 伊勢丹新宿店」を2017年3月にオープンしている。

一方、海外事業に関しては前述したようにインドネシアの持分法適用関連会社の損失が縮小した格好となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


《NB》

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