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ステップ Research Memo(4):18/9期は横浜市、川崎市で5校を開校予定、生徒数増で増収増益が続く見通し
December 28, 2017 / 1:16 AM / 19 days ago

ステップ Research Memo(4):18/9期は横浜市、川崎市で5校を開校予定、生徒数増で増収増益が続く見通し


*10:13JST ステップ Research Memo(4):18/9期は横浜市、川崎市で5校を開校予定、生徒数増で増収増益が続く見通し
■今後の見通し

1. 2018年9月期の業績見通し
ステップ9795の2018年9月期の業績は売上高が前期比4.7%増の11,056百万円、営業利益が同4.5%増の2,702百万円、経常利益が同4.5%増の2,752百万円、当期純利益が同3.6%増の1,899百万円となる見通し。当期の新規開校予定は3月に小中学生部門で5校(うち、1校はHi-STEP)を予定している。地域別では、横浜市保土ヶ谷区に2校(保土ヶ谷、和田町)、青葉区に1校(Hi-STEPたまプラーザ)、川崎市宮前区に1校(鷺沼)、麻生区に1校(新百合ヶ丘)となり、保土ヶ谷区と麻生区については初進出となる。新百合ヶ丘は川崎市北部のベッドタウンとして学生人口も多く、川崎市北部エリアの旗艦校として根付かせたい考えだ。

生徒数については期中平均で前期比4~5%増を前提としている。2017年10月末時点では前年同期末比で4.7%増となっており、冬期講習の募集状況も順調に推移しているようだ。学年別では小学生、高校生がすべての学年で伸びているほか、中学生では中・低学年の生徒数の伸び率が高くなっており、今後も高水準の成長が期待できる状況となっている。このため、2018年春の新規生徒募集シーズンにおいて市場環境が大きく変化しない限りは、会社計画を達成できるものと弊社では見ている。

2. 生徒数の状況について
(1) 学年別動向
2017年10月末時点における学年別生徒数の2017年伸び率を見ると、小学生については5年生が9.7%増、6年生が8.5%増といずれも高い伸びとなっている。小学生の生徒数動向については足元の景況感が比較的順調に推移していることに加えて、2017年春からすべてのスクールで導入した「はば広教養」講座が好評なことも要因と考えられる。2016年に一部のスクールで試験的に導入したところ、好評を得たことから、全スクールに導入したものだ。生徒にとっては楽しみながら知識を習得できる点が人気となっているようで、口コミの効果も出ているものと考えられる。

中学生については1年生が3.9%増、2年生が6.4%増、3年生が1.3%増となっている。3年生については入塾受け入れ余地が少なくなっていることが伸び率の低い要因と考えられる。3年生になって募集打ち切りで入塾できなくなる可能性を考えて、中学1年生や2年生の段階で入塾する生徒が増えていると見られる。なお、現在募集を止めているスクールを学年別で見ると、1年生が15校、2年生が23校、3年生が20校となっており、特に、2年生の募集打ち切りとなっているスクールが増えている。3年生よりも2年生のほうが打ち切りのスクールが多いのは、クラス数が3年生よりも1クラス分少ないためだが、今後も既存校について増員が続くようであれば、増床や移転などを検討するところも出てくると思われる。

高校生については1年生が6.2%増、2年生が同4.3%増、3年生が同5.4%増と全学年にわたって順調に増加している。生徒数については1年生が最も人数が多いのが特徴となっている。同社は「クラブ活動などの学校行事も充実させながら、現役で志望大学に合格する」ことを目標として学習指導を行っているが、2年生にかけてクラブ活動等が忙しくなり、退塾する生徒が出てくることが要因となっている。1年生については募集定員に近づきつつあるため、今後は2年生の秋から3年生の春にかけて再び通塾を始める生徒の獲得強化が課題となる。

なお、2016年春から開始した学童保育については、小学1年生で39人(前年は21人)、2年生で31人(同8人)、3年生で11人(前年は未募集)の合計81人となっており、順調に拡大している。2017年春からはプログラミングの授業も始めており、好評を博しているようだ。同社では今後も知的好奇心を育むためのカリキュラムを開発していく方針となっている。2校目の展開は2020年以降となる見通しだ。

(2) 開設年次別動向
主力の小中学生部門の生徒数を塾の開校年次別で区切って見てみると、10年以上経過した校舎で前年同期比2.0%増、5-10年未満で1.0%増、1-5年未満で13.9%増となっており、10年以上経過した地域においても依然伸び続けていることが注目される。10年以上のスクールは神奈川県中西部エリアが多いが、対象となる生徒数が増えていないなかで増加し続けているのは、同社が地域に密着し強固な地盤とブランド力を形成している証しと言える。また、新設校についても前述したとおり例年以上に生徒募集が好調に推移し、1校当たり平均で96人の生徒数となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


《TN》

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