April 26, 2018 / 6:23 AM / in 7 months

【フィスコ個人投資家セミナー】アイスタディ小山田社長「次の成長エンジンは第四次産業の人材創出事業!」(後半)


*15:16JST 【フィスコ個人投資家セミナー】アイスタディ小山田社長「次の成長エンジンは第四次産業の人材創出事業!」(後半)
本記事は、【フィスコ個人投資家セミナー】アイスタディ2345小山田社長「次の成長エンジンは第四次産業の人材創出事業!」(前半)の続きです。


★フィスコリサーチアナリスト飯村真由の社長インタビュー★

◇飯村:前期2017年12月期は第2四半期から黒字転換となり、小山田社長が就任されたまさにそのタイミングから業績の改善が鮮明となったわけですが、早期に黒字経営に導いた一番の理由は何でしょうか?

◇小山田:既存の事業は確実に進めながら、新たな事業を持ち込んだというのがその要因だと思います。実は「QUMU」の事業は、私の前の職場である米国企業からそのまま持ち込んだものでして、危なげなく新規事業の上乗せができたというのが実態です。何か新たなものをイチからすべて作り出すことからやっていましたら就任してすぐに数字を出すことは不可能だと思います。

◇飯村:「QUMU」と他の類似サービスとの違いを教えてください。

◇小山田:特徴は大きく2つあります。1つ目は従業員の誰もがメールを書くがごとく簡単にビデオコンテンツが作れて配信できる機能を持っていることです。作成・編集・配信・管理、最終的には誰がどれだけそれを見たかまで把握することもできます。セキュリティを気にしている情報システム部の方にも「QUMU」のシステムがマネージメントしているので心配不要というのが1点目です。
2つ目が配信です。Youtubeのような機能を社内に持ち込むと最初に起きる問題がネットワークのパンクです。ネットワークがパンクして社内のほかの重要な基幹業務が動かなくなるというのが一番問題だったのですが、「QUMU」はお客様が、携帯、タブレット、パソコン等、どういう経路でアクセスしたのか全てを見て最適なアクセスポイントにルーティングします。ネットワークの負荷が高いところでも、そこを避けて最適なところに行きますので、ネットワークをパンクさせずに、いつでも社内でビデオが使うことができるところが最も優れた特徴です。この機能を提供しているのは、現在国内では「QUMU」のみです。

◇飯村:今後は自社ブランド 「iStudy Video」として販売されるんですよね?

◇小山田:はい。「iStudy LMS」をご利用いただいている大手のメガバンク様などから、他社ブランドではなくアイスタディの統一ブランドでサービスを提供してほしいという要望があり、自社ブランドへの転換を決定しました。

◇飯村:LMSでトップシェアを狙うとのことですが、現在の位置付けは?

◇小山田:競合はNEC‹6701›さん、日立‹6501›さん、東芝‹6502›さん等。また、富士通‹6702›さんも一部該当します。大手銀行さんなどは信頼できるブランドしかまず採用しないというのが実態ですが、大手のIT企業さんはやることがいっぱいあり取捨選択をしておりまして、私どもだけがLMSを提供している専業メーカーです。今年、一部投資を行い、LMSの機能を強化してトップシェアを狙っていこうと考えています。難しい話ではなく、あと3割ほどシェアを伸ばせばトップを取れると考えています。

◇飯村:いつ頃トップシェアを達成できそうだとお考えですか?

◇小山田:それは想定外の質問でした(笑)ええと、2年くらいだと思います。

◇飯村:イベントサービス事業の今後の成長についてはいかがでしょうか?

◇小山田:数百人、千人単位でイベントを行いたいと考えている企業が会場を抑えたくても、東京オリンピックまではすでに全て大手に抑えられてしまっているという現実があります。こういった環境下において、1箇所で撮った映像を色んな会場に配信することができるイベントサービス事業は成長が期待できます。特に東京オリンピックまでは加速的に伸びるであろうと思っております。

◇飯村:新規事業「iStudy Industry Academy」の事業化に至ったきっかけは何だったのでしょうか?

◇小山田:私はアメリカに長く居たこともあり、アメリカで様々なITサービスを見てきました。日本では俗にタイムマシーンとよく言いますが、「QUMU」の事業は日本ではアメリカの5年遅れでスタートしています。私は常にアメリカのシリコンバレーあたりを注目しているのですが、「iStudy Industry Academy」に似たサービスがアメリカではすでに3社ほどあります。AI、自動運転、ブロックチェーンの技術者を養成して、グーグルやテスラなどへ非常に高額で人材を提供している事業です。私は3社とも面談し、そこからヒントを得ています。例えば、米国は、技術者個人が自分の給与を1.5倍にしたい!といったような目標を明確に持ち、自分で投資します。しかし、日本では個人が高い授業料を払うビジネスモデルはまだニーズがないと思い、困っている企業に欲しい人材を提供し、その紹介料をいただくビジネスモデルを考えました。

◇飯村:足元の進捗状況はいかがでしょうか?

◇小山田:粛々と準備を進めている段階です。4月には免許の取得ができる予定ですので、取得後は公にプロモーション、広告・募集などを開始できます。実は今、私どものパートナーでフィスコ3807グループのカイカ2315と話を進めておりまして、ブロックチェーンの技術者が全く足りていないということで、私どもで技術者を養成して提供することを考えています。このような個別のクローズドのプロジェクトなどはすでに動いています。

◇飯村:「Industry Academy」は今期の業績予想には含まれていないとのことでしたが、来期の業績寄与についてはいかがでしょうか?

◇小山田:あと2年で6500億円くらいの市場規模になると言われておりますので、今まで私どもがやってきたソリューションの市場とは桁が違うと思っています。ただ、来期業績への寄与といった具体的な数字に関してはまだ申し上げられる段階ではありません。

◇飯村:業績改善への評価を受け、1年前に社長に就任されてから株価が右肩上がりに成長されていますが、今後は上場企業として何を目指し、どのような銘柄になっていきたいとお考えでしょうか?

◇小山田:ありがとうございます。おかげさまで、昨年のQ2以降、株価は堅調に推移しています。確実に営業利益を出せるようになったことを評価していただいているものと感じています。今期も営業利益を毎四半期しっかり出すことによって株価に反映していただけるのではないかと思っています。どのような銘柄として見られたいかのご質問に関しては、人手不足を技術で解消する、総合的な人材のソリューションを提供する会社の成長株として見ていただければ嬉しく思います。

◇飯村:最後に投資家の皆様にメッセージをお願いいたします。

◇小山田:当社は創業23年という古い会社でございますが、昨年より新たな創業ということで方向を変えて取り組んでいます。新しい、伸びしろのある会社と見ていただき、今後の成長に期待していただければと思っております。本日はありがとうございました。

◇飯村:小山田社長、ありがとうございました!


なお、
個人投資家セミナーの詳しい内容についてはフィスコIRのサイトにて動画が公開となりましたので、そちらを是非ご覧ください♪



《MH》

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