May 2, 2018 / 8:16 AM / 6 months ago

ナガイレーベ Research Memo(6):2018年8月期も増益予想で最高益更新の見込み


*17:10JST ナガイレーベ Research Memo(6):2018年8月期も増益予想で最高益更新の見込み
■今後の見通し

●2018年8月期の通期連結業績見通し
(1) 損益見通し
ナガイレーベン7447の2018年8月期の通期連結業績を会社は、売上高が前期比2.8%増の17,500百万円、営業利益が同2.5%増の5,373百万円、経常利益が同2.0%増の5,448百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.8%増の3,739百万円が見込まれており、期初予想と変わっていない。この通期予想の前提条件は下記のようになっているが、売上総利益率がやや低下すると予想していること、為替レートも厳しく見ていることなどから、かなり堅めの予想数値と言えそうだ。

会社は売上総利益率は47.2%(前期47.5%)と前期比でやや低下すると予想している。売上総利益額は173百万円増加する見込みだが、プラス要因として売上増による増加221百万円、海外生産比率の上昇(2017年8月期48.1%→2018年8月期48.8%)による増加53百万円、マイナス要因として原材料・加工賃等の値上げの影響による減少17百万円、原価における為替レートの影響(2017年8月期104円/米ドル→2018年8月期109.5円/米ドル)による減少97百万円を見込んでいる。ただし為替レートについては、既に通期分を予約済みとのことであり、最近の為替レートの水準から推察すると、実際の平均レートは109.5円を下回る可能性もありそうだ。

販管費は、通常の営業拡大に伴う増加だけであり特別な増加要因はなく、2,886百万円(前期比1.5%増)が予想されている。その結果、営業利益は5,373百万円(同2.5%増)と引続き過去最高を更新する見込みだが、売上総利益率が見込みを上回れば、営業利益も上方修正される公算は大きいだろう。さらに営業外収支での為替レートの影響はゼロと見ていることから経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益も前期比で増益が予想されている。

a) アイテム別売上高予想
アイテム別の売上高は、ヘルスケアウェア10,220百万円(前期比2.8%増)、ドクターウェア2,740百万円(同2.2%増)、ユーティリティウェア510百万円(同8.5%減)、患者ウェア1,950百万円(同9.2%増)、手術ウェア1,690百万円(同3.4%増)、シューズ190百万円(同6.5%減)、その他200百万円(同6.7%減)と予想されている。

ヘルスケアウェアは、高付加価値新商品群の投入により市場を活性化し継続して堅調な増収を見込んでいる。ドクターウェアは、量販品は厳しい状況だがハイエンド商品群が健闘して堅調に推移すると予想している。ユーティリティウェアは市場の縮小が継続し減収が続く見込み。患者ウェアは、市場の根強い需要増を背景に新商品効果により引続き大幅な増収を計画している。手術ウェアは、コンペルパックの洗濯滅菌工場のキャパ解消と新規顧客の開拓により増収を見込んでいる

b) 地域別売上高予想
地域別売上高は、東日本9,190百万円(同2.0%増)、中部日本1,810百万円(同3.0%増)、西日本6,300百万円(同3.8%増)、海外200百万円(同8.4%増)と予想されている。

東日本では高付加価値新商品群の提案により更新物件の需要を確実に取り込み、引き続き増収を見込んでいる。中部日本、西日本では販促強化によりシェアアップに注力し、前期比で増収を目指している。海外は為替の状況に左右されるが、知名度の浸透を生かして拡販に注力する。各地域で増収を目指し、過去最高の売上高を目指す計画だ。

c) 商品別売上高予想
商品別売上高は、ハイエンド商品1,280百万円(同7.4%増)、高付加価値商品8,980百万円(同4.3%増)、付加価値商品6,400百万円(同0.9%増)、量販品840百万円(同3.4%減)と予想されている。

ハイエンド商品はDCブランドが厳しい状況だが、「4D」、「ビーズベリー」等の自社高級ブランドが好調であることから、ハイエンド商品全体では増収を見込んでいる。高付加価値商品群は、市場の評価を得て好調に推移しており、継続して高付加価値戦略を一段と推進し増収を達成する予定だ。量販品は減少傾向が続く見込みだが、他社物件も含めて付加価値商品群への移行を進める計画だ。

(2) 国内工場を再編・効率化
今後の生産体制を強化するため、国内にある老朽化した2工場を統合かつ物流センターの隣接地に新設する。これにより、業務の効率化に加えて、更なるクイックレスポンス(QR)を目指す。完成予定は2018年7月末、総投資額は799百万円、減価償却費は今期(2018年8月期)から計上される予定。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《MW》

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