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日本株

テノックス Research Memo(4):強みの素の3つの力


*15:04JST テノックス Research Memo(4):強みの素の3つの力
■事業概要

3. ビジネスモデルと強み
建築構造物や土木構造物の建設は、通常ゼネコン(元請)が下請けを取り仕切って進める。基礎工事に関わる専業者もゼネコンから発注を受けるが、最初にして最重要の工程であるため、発注を前に設計専業者から直接引き合いが来ることが多い。その際にテノックス
1905は、設計専業者に技術をアピールし工法を提案するが、同社の豊富な経験とノウハウを背景に、同社の技術提案が設計に反映されることが多いようだ。その後、設計専業者の描いた図面により発注者(施主)がゼネコンに発注し、ゼネコンは専業企業である同社に発注し、同社は工事完成後にゼネコンに引き渡す。このように、請負契約上はゼネコンの下請けということになるが、バリューチェーンという観点からは設計専業者と直接つながる形になっている。

同社は、業界のパイオニアであり、リーディングカンパニーとして高い施工品質の実現が求められる。こうした施工品質を担保するため、携帯端末やWeb上で施工状況をリアルタイムで確認できる施工管理装置「VCCS」を開発導入、施工品質の安定性向上を進めている。また、テノコラム工法に関しては、工事開始直後に4週間強度を予測する「促進養生システム」によって施工品質を早期に確認する技術を保有しており、施工上の安全・安心につなげている。さらに、子会社を通じて工事技能者集団や機材を取りそろえており、工程に合わせて確実に工事を進行できる体制となっている。以上のように、地盤と構造物に最適な工法を開発する開発力、直接設計専業者とつながることで豊富な経験とノウハウを設計に生かす提案力、品質管理に加え安全に工事を進行する施工力——の3つの力を強みに、同社は設計から施工まで一貫した体制で臨んでおり、そのため最善の工事を提供できるのである。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)



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