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日本株

USENNEX Research Memo(2):グループシナジーを目指して企業統合


*15:02JST USENNEX Research Memo(2):グループシナジーを目指して企業統合
■会社概要

1. 会社概要
USEN-NEXT HOLDINGS
9418は祖業の音楽配信を始め、定額制動画配信、店舗・施設運営のための支援ツールやソリューションなどの商材やサービスを、傘下の子会社を通じて業務店や商業施設などの顧客に提供している持株会社である。同社は2017年に旧U-NEXTと旧USENが再統合して設立された。統合の目的は、グループの経営資産である75万件に上る業務店や商業施設など顧客基盤を最大限に生かすことにある。直販部隊やテレマーケティング、Webマーケティング、代理店網などの販売力、音楽・動画コンテンツ、ネットワークインフラといったグループ企業それぞれが持つ強みを融合し、各社の有する主力商品をクロスセルすることでグループシナジーを創出していこうという考えである。また、IoTやAIなど次世代の技術に対応できる企業グループとして、機動的な成長戦略を実現していくことも統合の目的である。さらに、グループの共通機能を集約することで、各社が独立していることによる重複コストを削減、オペレーションの効率向上につながることも期待されている。

なお、2020年に入って、新型コロナウイルスがグローバル規模で社会と経済に打撃を与えている。国内企業ももれなく影響を受けており、中小事業者の多い同社顧客も例外ではない。ただし同社には、マイナスの影響が懸念される事業ばかりでなく、プラスの影響が期待される事業もある。つまり、同社のグループ体制はポートフォリオ効果により事業リスクを分散することができる。加えて、収益基盤の構築が進んでいることもあり、新型コロナウイルスの影響は一般的な企業と比べて小さくなることが期待される。ひいては、同社は顧客の大きなよりどころとも成り得る。新型コロナウイルスに関しての考察は、業績見通し及び中期成長イメージの項で詳述する。


有線放送を祖業にデジタル化と多角化を推進
2. 沿革
同社は、宇野元忠(うのもとただ)氏が1961年に創業、(株)大阪有線放送社を設立し、その後全国を網羅する有線放送網を構築した。1998年に宇野康秀(うのやすひで)氏が社長に就任すると、有線放送で培った顧客基盤・インフラを利用して、店舗支援サービスやブロードバンドサービス、動画配信・電子書籍などのコンテンツ提供サービスなど多角化とデジタル化へと舵を切った。そのなかで、ブロードバンド事業を展開していた(株)U'sブロードコミュニケーションズ(後のU-NEXT)が、2010年12月にUSENからテレビ向け有料動画配信サービス事業と個人向け光回線などの販売代理店事業を承継して独立した。しかし2017年12月に、USENとU-NEXTが別々に保有する顧客基盤や販売チャネル、業務店支援ノウハウなどをグループの強みとして生かすため、両社は再統合することになった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)



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