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日本株

GセブンHD Research Memo(7):2021年3月期はM&Aと収益性向上施策で、2ケタ増収増益を目指す


*15:07JST GセブンHD Research Memo(7):2021年3月期はM&Aと収益性向上施策で、2ケタ増収増益を目指す
■今後の見通し

1. 2021年3月期の業績見通し
G-7ホールディングス
7508の2021年3月期の連結業績は、売上高で前期比28.2%増の170,000百万円、営業利益で同15.9%増の6,700百万円、経常利益で同16.7%増の7,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同13.5%増の4,000百万円と2ケタ増収増益を見込んでいる。

売上高については、既存事業の伸長に加えて新たに99イチバとアンデス食品を新たに子会社化したことが増収要因となる。99イチバで約135億円、アンデス食品で約55億円を見込んでいる。営業利益については既存事業における増収効果や収益性向上施策に取り組むことで増益を見込んでいる。新規子会社の営業利益は合わせて1〜2億円程度と見られ、影響は軽微と考えられる。

99イチバは親会社のユニー(株)から、2020年4月に80%の株式を1,000百万円で取得し子会社化した(2022年4月に残り20%を250百万円で取得予定)。東京、神奈川で40~50坪のミニスーパー「miniピアゴ」を73店舗展開している。今回、子会社化した目的は首都圏での店舗網を拡大することで、食品関連事業のシナジーを高めていくことにある。今後、グループ会社で製造・加工販売しているPB食品や精肉のほか、「めぐみの郷」の仕入れネットワークを活用した野菜を「miniピアゴ」を通じて販売することで、食品関連事業の更なる拡大を目指している。「miniピアゴ」の受発注システムについては3年程度かけて更新していく予定となっているほか、店舗についてもスクラップ&ビルドを進めていく。現在、99イチバの営業利益率は1%程度にとどまっているが、「業務スーパー」を運営するG-7スーパーマートの営業利益率が4%程度となっており、グループのシナジーにより中期的に利益率を引き上げていくことは十分可能と弊社では見ている。

また、アンデス食品は和牛の有名な生産地から出荷された「銘柄高級霜降り和牛」を中心に仕入れ、自社工場にて整形・カットして、首都圏を中心に飲食店やホテル・給食・総菜事業者向けに卸販売しており、一部小売も行っている。2020年4月にG-7ミートテラバヤシが全株式を取得し、子会社化した。子会社化の目的は、人材や事業運営ノウハウの共有により、精肉事業の更なる拡大を図ることにある。アンデス食品の2019年9月期売上高は5,058百万円となっており、営業利益率は1%程度と見られる。新型コロナウイルスの影響で飲食店やホテル・給食向け食材を扱う企業は軒並み大打撃を受けているが、アンデス食品の精肉を「お肉のてらばやし」を通じて販売することが可能なことから、マイナスの影響は軽減されているものと弊社では見ている。

M&A効果を除いた既存事業の増収率は約14%となる。新規出店は「業務スーパー」「お肉のてらばやし」「めぐみの郷」を中心に64店舗を計画しており、店舗数拡大によって既存事業を伸ばしていく考えだ。新型コロナウイルスの影響については、オートバックス・車関連事業で営業時間の短縮などマイナスの影響が出ているが、「業務スーパー」など食品小売り事業については4月以降も好調を持続している。会社計画では新型コロナウイルスの影響を4月の売上状況を見て一定程度織り込んだものとなっているが、売上計画に関してはハードルがやや高い印象があるものの、同社ではM&Aの更なる実施も視野に入れつつ、会社計画の達成を目指していく方針だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)





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