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日本株

リソー教育 Research Memo(1):成長のための基盤づくりは順調に進む


*15:01JST リソー教育 Research Memo(1):成長のための基盤づくりは順調に進む
■要約

リソー教育
4714は“完全個別指導”と“進学指導”とを組み合わせた独自のビジネスモデルを構築し、事業領域を拡大している教育サービス企業である。幼稚園・小学校受験指導の(株)伸芽会や家庭教師派遣事業の(株)名門会、学校内個別指導の(株)スクールTOMAS、ツアー体験企画や体操教室などを行う(株)プラスワン教育などを持つ。

1. 2020年2月期業績は連続過去最高を更新
2020年2月期の連結業績は、売上高で前期比9.0%増の26,704百万円、営業利益で同7.4%増の2,716百万円と5期連続の増収増益となった。「TOMAS」や「名門会」「伸芽会」など主力事業の生徒数が順調に拡大したことが要因だ。前期末比の生徒数増加率は「TOMAS」が10.2%増、「名門会」が3.9%増、「伸芽会」が10.8%増となった。新規開校数は「TOMAS」で3校、「名門会」で5校、「伸芽’Sクラブ(しんが〜ずクラブ)」で2校、「TOMAS体操教室」で1校、新ブランドとして最難関校受験専門の個別指導塾「spec.TOMAS(スペック TOMAS)」を1校開校した。これらの寄与に加えて既存校でも生徒数が順調に増加した。また、学校内個別指導事業についても「スクールTOMAS」の導入校数が前期末の36校から55校に拡大し、売上高で前期比24.7%増と大きく伸長し、営業利益も黒字転換するなど収益増に貢献した。

2. 新型コロナウイルスへの対応について
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い緊急事態宣言が発令されたことを受け、「TOMAS」では4月8日以降、全教室を休校としていたが、生徒・保護者からの授業再開の要望もあったため、感染防止対策を徹底したうえで4月22日より希望者を対象に個別授業を再開することを発表した。「名門会」については、家庭教師は自粛対象外となっており、家庭教師の派遣は通常どおり行い、教室指導についてはTOMASと同様の措置を取っている。一方、「伸芽会」については、全教室で休校期間を5月6日まで延長している。2021年2月期の業績見通しについては、新型コロナウイルスの影響が不透明なため非開示としている。ただ、3月の状況について見ると、学校が休校となったことから「TOMAS」「名門会」とも売上高で前年同月比2割増と伸長したほか、「TOMAS」の入塾生徒数も同1割増と順調に推移したもようだ。休校になって不足したコマ数については、再開後にスケジュールを組み直してカバーする方針で、緊急事態宣言の期間延長など事態が深刻化しない限りは、業績面でのマイナス影響も一時的なものにとどまる可能性が高いと弊社では見ている。なお、配当予定については未定となっているが、同社では配当を実施する方向で検討している。

3. 成長戦略
現在進行中の3ヶ年中期経営計画では2022年2月期に売上高で33,000百万円、営業利益で3,810百万円を目標として掲げている。第2次ゴールデン成長期と位置付け、首都圏で「TOMAS」、首都圏以外の地域では「TOMEIKAI」のブランドで個別指導塾の展開を進めていくほか、需要が旺盛な「伸芽’Sクラブ(学童・託児)」についても拡大していく。また、「スクールTOMAS」も引き合いが旺盛で、早期に導入校100校を目指していく。「TOMAS」「TOMEIKAI」「スクールTOMAS」の拡大にあたっては、優秀な学生アルバイト講師の確保が課題となるが、2019年に資本業務提携した学校法人駿河台学園と講師の募集・研修・派遣などを行う合弁会社を設立し、駿台予備学校などのネットワークも活用しながら確保していく予定となっている。直近は新型コロナウイルスの影響で、短期的にマイナスの影響が出る可能性はあるものの、各事業において質の高い教育サービスの提供を強みとして、今後も着実な成長が続くものと予想される。

■Key Points
・高品質な教育サービスを基盤に、少子化を追い風にして第2次ゴールデン成長期に入る
・2020年2月期業績は5期連続増収、営業利益、経常利益も過去最高を連続更新
・生徒数・教室数の拡大によりすべての事業で持続的な成長を目指す方針

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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