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日本株

イチネンHD Research Memo(1):自動車関連中心に幅広く事業展開、安定した利益に特徴


*17:31JST イチネンHD Research Memo(1):自動車関連中心に幅広く事業展開、安定した利益に特徴
■要約

イチネンホールディングス
9619は自動車リース関連事業(自動車リース、自動車メンテナンス受託、燃料販売等)、ケミカル事業、パーキング事業、機械工具販売事業、合成樹脂事業等の幅広い事業を手掛けている。自動車関連が中心だが、それ以外にも事業が分散されていることから業績は比較的安定しており、利益の急変動が少ない企業であると言える。

1. 2020年3月期は9.6%の営業増益。17期連続の営業増益を達成
2020年3月期の業績は、売上高が98,715百万円(前期比12.5%増)、営業利益が6,877百万円(同9.6%増)、経常利益が6,948百万円(同9.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が4,426百万円(同13.7%減)となった。セグメント別では、パーキング事業が昨年秋の消費税増税や期の終盤において新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)の影響が見られたことから減益となったが、それ以外の各セグメントは増益となり、全体では9.6%の営業増益を達成した。営業利益は17期連続で増益となった。親会社株主に帰属する当期純利益が減益となったのは、前期にM&Aに伴う負ののれん発生益(1,145百万円)を特別利益として計上したことによる。

2. 進行中の2021年3月期の業績予想発表は見送り
進行中の2021年3月期については、新型コロナウイルスの影響が見極められないことから、同社からの業績予想は出されていない。同社は「業績予想の算定が可能となった段階で、速やかに予想を発表する」と述べている。

3. 各分野の事業を伸ばし、長期目標として営業利益100億円を目指す
足元の状況は新型コロナウイルスの影響で不透明であるが、中長期的には今後も各事業分野を伸ばしていく方針で、M&Aも積極的に行う考えだ。社内的な長期経営数値目標として、売上高1,500億円超、営業利益100億円超を掲げている。今後のコロナの影響等によっては見直しもあり得るが、現時点ではこの目標は変えていない。また株主還元においては、2019年3月期は年間40円に増配したのに続き、2020年3月期は記念配当6円を含めて年間46円の配当を実施した。2021年3月期については、業績発表は見送ったが、年間40円配当を宣言している。加えて、過去には自己株式の取得・消却も行っており、株主還元にも前向きである。

■Key Points
・自動車リース関連事業が主力で、安定した収益力が特色
・2020年3月期は17期連続で営業増益を達成
・社内的な長期経営数値目標として、売上高1,500億円超、営業利益100億円超を掲げる

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)





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