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日本株

大幸薬品 Research Memo(1):1Qはコロナ禍に伴う衛生意識の高まりから「クレベリン」需要が継続し好業績


*08:01JST 大幸薬品 Research Memo(1):1Qはコロナ禍に伴う衛生意識の高まりから「クレベリン」需要が継続し好業績
■業績動向

大幸薬品
4574は、「正露丸」「セイロガン糖衣A」を中心とする医薬品事業と、ウイルス除去・除菌・消臭製品「クレベリン」シリーズを中心とした感染管理事業を展開している。

2020年12月期第1四半期は、売上高が5,773百万円(前年同期比244.4%増)、営業利益が2,757百万円(同1,206.6%増)、経常利益が2,702百万円(同1,547.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が1,870百万円(同1,255.1%増)と、売上高・各利益ともに前年同期を大幅に上回り、記録的な好業績となった。

売上高に関しては、医薬品事業で消費者の外出自粛などの影響を受けたものの、新型コロナウイルス感染症拡大(以下、コロナ禍)に伴う衛生意識の高まりが追い風となり感染管理事業が大幅に伸び、全社売上高をけん引した。国内医薬品事業の売上高は835百万円(前年同期比18.9%減)となり、コロナ禍に伴う消費者の外出自粛、インバウンド需要の減少の影響を大きく受けた。海外医薬品事業の売上高は178百万円(同61.8%減)。各国ともに消費者の外出自粛等の影響を受け低調に推移した。感染管理事業の売上高は、4,757百万円(同2,602.8%増)と飛躍的な増加となった。例年、第1四半期(4月~6月)はインフルエンザの流行がほとんどないため閑散期となるが、今第1四半期は感染症流行により消費者の衛生意識が高い状態が継続したことが主要因である。商品別には、主力である「クレベリン 置き型」を中心に「クレベリン スティック」なども好調だった。2019年秋から新規投入した日常除菌の商品群「クレベ&アンド」もハンドスプレーやハンドジェルなどの需要が高く、売上高661百万円と好調である。一般用製品の好調に連動して、業務用製品及び海外向けの感染管理製品も好調に推移した。感染管理商品は、工場をフル稼働しても需要に追い付かない状態が続いている。

売上総利益は増収の影響により大幅に増加し、調整後数値(海外子会社の4月~6月の数値を加算)による売上総利益率は前年同期比3.5ポイント上昇した。販管費に関しては、支払手数料、運送費をはじめとして販管費が増加したが、増収効果等により販管費率は同31.7ポイント低下した。結果として、営業利益は前年同期比1,206.6%増と大幅な増益となった。セグメント利益では医薬品事業が減益(同18.8%減)、感染管理事業は大幅増益(前年同期は90百万円の損失)である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)




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