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日本株

スカラ Research Memo(4):顧客基点の開発による利便性の高さと豊富なサービスメニューで他社との差別化を図る


*15:14JST スカラ Research Memo(4):顧客基点の開発による利便性の高さと豊富なサービスメニューで他社との差別化を図る
■会社概要

3. スカラ
4845の強み
IT/AI/IoT/DX事業における同社の強みは、顧客基点のサービス開発を行っていることにある。売上収益の80%は直販で、顧客ニーズを直接聞き取り自社の開発陣にフィードバックすることで、サービスの機能向上や新サービスの開発につなげている。また、顧客からの要望については100%応えることを開発ポリシーとしている。現在の主力サービスである「i-search」や「i-ask」もこうした顧客要望から開発されたサービスのため使い勝手も良く、新規顧客への拡販がスムーズに進む要因となっている。

また、豊富なサービスラインナップを持っていることも競合他社にない同社の強みとなっている。複数サービスを連携させて提案できることで多様な顧客ニーズに対応でき、クロスセルによる顧客当たり売上単価をアップさせるとともに、顧客満足度を向上させることで解約防止にもつなげている。取引実績としては、上場企業400社を含む1,000社以上となっている。

IT/AI/IoT/DX事業の特徴としては、売上収益の約7割を月額課金収入で占めており、契約の積み上げに応じて毎月収益が積み上がるストック型のビジネスモデルとなっていることが挙げられる。従量料金は極力採用せず、月額固定料金のみでサービスを提供することを基本方針としている(従量料金を含めると売上構成比は約8割)。また、主要サービスの売上総利益率は約80%と高い(ニュース配信サービスはコンテンツの仕入れコストが掛かるため約70%と低くなる)。これらのサービスは顧客ニーズに対応してカスタム開発したものを一般サービスとして横展開しているため、開発コストが結果的に低く抑えられることが要因となっている。

同社ではこうした強みを「真の課題を探り出す能力」(直販営業で顧客ニーズを的確に把握)、「リソースの埋もれた価値を炙り出す能力」(ニーズに合った機能だけに機能をしぼってITリソースの価値を炙り出しカスタマイズして開発)、「課題とリソースの最適な組み合わせを提案・実行し価値を最大化する能力」(クラウド環境を含めて最適化し、必要に応じてプロジェクトマネージャーを派遣して関与するステークホルダーの満足度を最大化)の3つのケイパビリティとしてさらに強化し、価値共創プラットフォームとして企業だけでなく、自治体や海外市場など幅広い分野に事業展開していくことで高成長を実現していく戦略となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



《YM》

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