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日本株

C&GSYS Research Memo(4):2020年12月期は前期比37.9%減の営業減益だが黒字を確保


*15:14JST C&GSYS Research Memo(4):2020年12月期は前期比37.9%減の営業減益だが黒字を確保
■業績動向

1. 2020年12月期の業績概要
C&Gシステムズ
6633の2020年12月期決算は、売上高が3,684百万円(前期比12.2%減)、営業利益が192百万円(同37.9%減)、経常利益が155百万円(同52.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益が60百万円(同66.7%減)となった。

業績は第1四半期(2020年1~3月)までは順調に推移したが、第2四半期以降はコロナの影響を受けて売上高、営業利益ともに急減した。ただし、減収のほとんどは製品販売の減少によるもので、売上高の約6割を占める保守契約サービスの売上高は2,195百万円(前期比0.7%減)となり、これが収益を支えたと言える。セグメント別では、CAD/CAMシステム等事業、金型製造事業ともに減収・減益であったが、両部門ともに営業黒字を維持している。コロナの影響を受けて厳しい状況であったが、営業黒字を維持した点は評価できるだろう。

セグメント別状況では、CAD/CAMシステム等事業の売上高は3,127百万円(前期比11.3%減)、営業利益136百万円(同43.1%減)となった。仕向地別売上高は国内が2,719百万円(同10.6%減)、海外が408百万円(同16.1%減)となった。国内市場においては、主要顧客である金型メーカーの設備投資意欲の落ち込みに加え、コロナの影響(外出自粛等)による営業機会の減少により製品販売は落ち込んだ。ただし、保守売上は引き続き高い更新率(90%超)を維持し、売上高は2,195百万円(同0.7%減)となり全体の収益に貢献した。海外においても、コロナの影響で一部地域のロックダウンや外出自粛、日本からの渡航禁止などの影響により需要が大幅に減少し、売上高は低調に推移した。

金型製造事業の売上高は557百万円(前期比16.9%減)、営業利益は55百万円(同19.8%減)となった。2019年後半に獲得した受注を消化することで第1四半期は好調に推移したが、第2四半期以降はコロナの影響が顕著となり、受注・売上高ともに低調に推移し、通期では減収・減益となった。


財政状況は堅固、手元の現金及び預金は25億円と豊富
2. 財政状況
2020年12月期末の財政状況は、総資産は前期末比61百万円減少して4,971百万円となったが、主な増加要因は現金及び預金167百万円、主な減少要因は受取手形及び売掛金138百万円、電子記録債権94百万円などであった。

負債合計は前期末比58百万円減少して2,351百万円となったが、主な増加要因は、退職給付に係る負債73百万円、主な減少要因は1年内償還予定の社債1億円、未払法人税等43百万円などであった。

純資産合計は前期末比3百万円減少して2,619百万円となった。主な増加要因は有価証券評価差額金53百万円、主な減少要因は配当金の支払いによる利益剰余金の減少96百万円などであった。

3. キャッシュ・フローの状況
2020年12月期の営業活動によるキャッシュ・フローは492百万円の収入であったが、主な収入は税金等調整前当期純利益155百万円、売上債権の減少229百万円、投資有価証券評価損65百万円などであった。投資活動によるキャッシュ・フローは11百万円の支出であったが、主な支出は有形固定資産の取得による支出42百万円などであった。財務活動によるキャッシュ・フローは209百万円の支出であったが、主な支出は、社債の償還による支出100百万円、配当金の支払額121百万円であった。

この結果、期中の現金及び現金同等物は258百万円増加し、期末残高は2,468百万円となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)





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