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日本株

ウイルプラスH Research Memo(5):2ケタ増収・大幅な営業増益、第2四半期として過去最高を更新(1)


*15:25JST ウイルプラスH Research Memo(5):2ケタ増収・大幅な営業増益、第2四半期として過去最高を更新(1)
■業績動向

1. 2021年6月期第2四半期の業績概要
ウイルプラスホールディングス
3538の2021年6月期第2四半期の業績は、売上高が前年同期比10.7%増の19,909百万円、営業利益が同61.0%増の1,205百万円、経常利益が同59.6%増の1,204百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同63.3%増の800百万円となった。なお、2021年6月期通期における各利益の期初予想は、営業利益が1,180百万円、経常利益が1,170百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が737百万円であったので、各利益は第2四半期時点で通期予想を上回ったことになる。大幅増益の要因としては、利益率の高い中古車売上が大きく伸長したことやM&A店舗の収益性向上、資源の有効活用や業務フローの見直しによる効率化やコロナ禍により研修費・旅費交通費が減少したことが挙げられる。また、増収の要因としては、新車入荷が若干回復基調であることや中古車販売が好調であることが挙げられる。

(1) 品目別売上高
品目別売上高では、中古車を中心に、その他を除きすべての品目が増加した。新車販売は、新車入荷の遅れが若干回復基調となったことから前年同期比3.3%増の9,661百万円となった。中古車販売は同34.3%増の5,212百万円と好調で、第2四半期としては過去最高売上となった。中古車販売は仕入れから販売のサイクルが短く、利益率が高いため、大幅増益を牽引した。業販は同12.1%増の1,828百万円、車輌整備は同4.6%増の2,356百万円、その他は同1.7%減の850百万円となった。

(2) 店舗展開
2021年6月期上期の店舗展開としては、正規認定販売ディーラーネットワークである同社子会社のチェッカーモータースが2020年12月、認定中古車販売の「アプルーブド平塚」及びサービス拠点の「ジャガー・ランドローバー湘南サービス」を「ジャガー・ランドローバー・アプルーブド湘南、ジャガー・ランドローバー湘南サービス」に統合し、新築移転オープンした(最新のCIに準拠)。既設の新車販売店舗「ジャガー・ランドローバー湘南」の近くに移転したことで、顧客の利便性が向上したようだ。

また、2021年2月には、「ジャガー・ランドローバー相模原」を 新規出店した。同店は好立地に位置するうえ、同じ敷地の屋内には認定中古車展示エリアも設けている。さらに、「フィアット/アバルト藤沢湘南」を移転し、「フィアット/アバルト平塚」を移転オープンした。同店舗の内外装は、ブランドの世界観を表現する最新のCIに準拠している。加えて、福岡東エリアのカバー率を強化するため、最新のCIに準拠したMINI認定中古車専売店「MINI NEXT 福岡東」を新規出店している。

(3) 来店客数の推移
乗用車の新規登録台数の増減率からコロナ禍の影響を見てみる。前年同月比増減率の推移としては、消費税増税前(2019年7~9月)で前年同月比7.5%増、駆け込み需要の反動(同年10月~12月)で同16.0%減、コロナ禍では2020年4~6月で同32.9%減、同年7~9月で同14.1%減であった。コロナ禍の影響を大きく受けていることがわかる。なお、同年10~12月は同15.4%増であったが、これは前年同期が駆け込み需要の反動が出たためである。また月次ベースで見ると、緊急事態宣言が発令された2020年5月が最も落ち込んでおり、5月以降は底を打っている。

同社の売上高計上は納車ベースであるため、上記の新規登録台数の推移に遅行すると予想できる。しかしながら、先行指標となる来店客数を見ると、緊急事態宣言が発令された2020年4月は前年同月比12%減、5月は同14%減と前年同月を割ったものの、6月に同3%増とプラスに転じ、それ以降は高い伸びとなっている。2021年1月以降の数値は公表されていないものの、この勢いを維持しているとすれば、同社の来店客数が際立って伸びていることがわかる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)



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