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プラッツ Research Memo(1):2021年6月期通期の経常利益は目標を2年前倒しで達成へ


*15:11JST プラッツ Research Memo(1):2021年6月期通期の経常利益は目標を2年前倒しで達成へ
■要約

プラッツ
7813は、福岡県に本拠を置く介護用電動ベッドの専業メーカー。後発ながら、国内の在宅介護用ベッド市場において、業界2位(販売台数ベース)のポジションを獲得している。高品質、高機能、低価格を徹底した商品企画・開発に加え、利用者や取引先の要望に応える業界初の独自商品を提供することでシェアを伸ばしてきた。

1. 「高品質」「高機能」「低価格」の徹底が競争力の源泉
ファブレス体制を採っており、介護ベッドはJIS認証を取得したベトナム工場から日本品質の商品を調達している。ベトナムの賃金水準は、日本の5分の1から10分の1、中国の半分でしかない。商品開発では、佐賀大学医学部と組んだ。同社が開発したハイバックサポート機能は、腰・臀部への圧力とズレ力を軽減し、身体を適切な屈折位置にフィッティングする機能に優れる。導入した病院からは、誤嚥や誤嚥性肺炎のリスクが低減できると高評価を得ている。また、褥瘡(床ずれ)リスクも低くする。

2. 膨大な需要が見込まれる海外市場を開拓中
2021年6月期第2四半期の海外市場売上高は全体の3%に満たないが、中国及び東アジアにおける市場開拓に取り組んでいる。2018年における中国の65歳以上の高齢者人口は、日本の4.4倍の1億5,591万人と見られており、2040年になると、3億4,382万人とその差は8.6倍に拡大すると推計されている。現在は、ローカルメーカーの手動式介護ベッドが主流となっており、電動ベッドの市場セグメントでは、日系企業同士の競合になるが、新市場であるため各社横一列の競争になる。

3. 2021年6月期の業績見通し − 経常利益は目標を2年前倒しで達成へ
2021年6月期第2四半期の営業利益は、前年同期比79.4%伸びた。円高、好採算の福祉用具流通市場向け売上高の2ケタ増、コロナ禍により業務の見直しと効率化、販管費の圧縮と好条件が重なり利益率が大幅に改善した。下期の原材料価格の上昇や海運市況の高騰、宣伝広告費の増加などを織り込んで、通期の経常利益は前期比20.4%増の800百万円と、中期経営計画の目標値を2年前倒しで達成する予想に修正された。予想年間配当金は、当初計画より7円増の1株当たり年27円に増額された。

■Key Points
・「高品質」「高機能」「低価格」の徹底によりシェアを拡大
・ 膨大な潜在需要がある中国では、横一列の競争に
・ 中期経営計画の経常利益目標を2年前倒しで達成へ

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)




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