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日本株

エラン Research Memo(8):認知度が向上して普及ステージ入り、市場開拓余地は大きい


*16:18JST エラン Research Memo(8):認知度が向上して普及ステージ入り、市場開拓余地は大きい
■中長期成長戦略

1. 事業環境
エラン
6099のCSセットがメインターゲットとする市場は、ベッド数50床以上の病院及び介護老人保健施設等である。いずれの分野でもCSセットの認知度が向上して普及ステージに入り、同社の契約施設数は2020年12月期末時点で1,614施設となった。

ただし、厚生労働省「令和元年度医療施設調査」及び厚生労働省「令和元年度介護サービス施設・事務所調査」を基にした同社推定の市場開拓率は、ベッド数50床以上の病院で14.4%、ベッド数50床以上の介護老人保健施設で6.3%に過ぎない。ターゲット層となる高齢者単身世帯、一人親世帯、単身世帯の増加など事業環境は良好であり、CSセットの市場開拓余地は大きいと言えるだろう。


2022年市場開拓率20%、営業利益30億円を目標に掲げる
2. 2022年市場開拓目標
このように良好な事業環境を背景として、中期経営ビジョン(2020年~2022年)では目標数値に、2022年12月期の売上高380億円、営業利益30億円、営業利益率8.0%、市場開拓率20%、国内拠点23拠点を掲げている。営業強化、グループシナジー創出、システム化による生産性向上、オリジナル商品による付加価値向上や他社との差別化などを加速して、市場開拓の加速や営業利益率の向上を図る方針だ。


CSセットのプラットフォームサービスへの進化を目指す
3. CSセットの進化
CSセットは入院中の「困った」を解決するサービスである。この考え方を基本として、入院中の「困った」を解決する入院セットサービスにとどまらず、中長期的には入院前・退院後の周辺領域の「困った」を解決するためのビジネス創出を目指している。CSセット利用者情報を活用し、入院前~入院中~退院後のすべてのステージにおいて、入院患者及びその家族向けのプラットフォームサービスとして進化させる戦略だ。

4. 中長期的に収益拡大基調
成長戦略として、システム強化による営業利益率改善、付加価値の向上・他社との差別化、入院患者及びその家族向けのプラットフォーム創出、新規事業、海外進出などを推進する。

CSセットの認知度が向上して普及ステージに入り、成長シナリオに変化はない。入院セットサービスのリーディングカンパニーとしての競争優位性を発揮し、中長期的に付加価値を高めたCSセットがプラットフォームに進化して新たな成長ステージ入りが期待され、収益拡大基調となるだろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)



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