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日本株

アルファ Research Memo(3):コロナ禍の影響を大きく受け減収・各利益は損失計上


*15:03JST アルファ Research Memo(3):コロナ禍の影響を大きく受け減収・各利益は損失計上
■業績動向

1. 2021年3月期第3四半期の業績概要
アルファ
3434の2021年3月期第3四半期累計業績は、売上高33,050百万円(前年同期比26.7%減)、営業損失251百万円(前年同期は1,343百万円の利益)、経常損失442百万円(同1,350百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失1,233百万円(同940百万円の利益)となった。自動車部品事業は、コロナ禍の影響により日本・海外(北米・アジア・欧州)ともに減収減益となった。また、セキュリティ機器事業は、コロナ禍の影響で住宅着工件数が継続的に減少したことに加え、コインロッカーのオペレーション収入の大幅な減収等により減収減益となった。

2021年3月期第3四半期累計の営業利益増減要因については、減少要因として減収による限界利益減3,405百万円、その他の利益減206百万円等があった。これに対し、固定費・経費削減で1,204百万円の増加となったものの、限界利益減をカバーできず、営業損失は251百万円となった。また経常損失442百万円については、営業外収益で助成金収入247百万円がある一方、メキシコでの為替差損425百万円発生などが影響した。税金等調整前四半期純損失1,135百万円については、補助金収入130百万円の特別利益が発生した一方で、固定費組替による臨時損失813百万円等が影響した。

2. 事業セグメント別収益動向
(1) 自動車部品事業
自動車部品事業の売上高は28,325百万円(前年同期比30.3%減)、営業損失は492百万円(前年同期は795百万円の利益)となった。日本は、主要得意先での生産は回復基調にあるものの、緊急事態宣言などの影響を上期に大きく受け、売上高は5,019百万円(同27.8%減)、セグメント損失は324百万円(同196百万円の損失)となった。北米は、主要得意先の生産が一定期間停止したことに加え、その後の生産も回復途上にあることから、売上高は6,321百万円(同40.2%減)、セグメント利益は38百万円(同92.4%減)となった。アジアは、中国での主要得意先の生産はほぼ回復したものの、ASEANでの回復が遅れていることから、売上高は10,199百万円(同28.8%減)、セグメント利益は51百万円(同91.1%減)となった。欧州は、ロックダウンにより主要得意先の生産が一定期間停止したことに加え、その後の生産も回復途上にあることから、売上高は6,786百万円(同22.6%減)、セグメント損失は257百万円(同86百万円の損失)となった。

(2) セキュリティ機器事業
セキュリティ機器事業の売上高は9,104百万円(前年同期比10.9%減)、営業利益は760百万円(同35.3%減)となった。日本の売上高は5,852百万円(同13.3%減)、セグメント利益は506百万円(同43.3%減)となった。住設機器部門では、コロナ禍により2020年4~12月の新規住宅着工件数が前年同期比9.9%減の62.1万戸と継続的に減少したことにより、住宅向け電気錠が減少した。ロッカーシステム部門では、コインロッカーのオペレーション収入の大幅な減収等が影響した。海外は、日本及び現地向け製品の生産減により、売上高は3,252百万円(同6.2%減)、セグメント利益は254百万円(同9.3%減)となった。

3. 財務状況
2021年3月期第3四半期末の総資産は前期末比1,450百万円減の54,916百万円となった。流動資産は同1,205百万円減の28,071百万円となった。主な要因としては、現金及び預金が466百万円増加したものの、受取手形及び売掛金が403百万円減少したこと等による。固定資産は同240百万円減の26,832百万円となった。主な要因としては、投資その他の資産の投資有価証券が940百万円増加したものの、有形固定資産の機械装置及び運搬具(純額)が580百万円減少、建物及び構築物(純額)が507百万円減少したこと等による。流動負債は同751百万円増の19,399百万円となった。主な要因は、支払手形及び買掛金が259百万円減少したものの、短期借入金が1,580百万円増加したこと等による。固定負債は同206百万円減の11,114百万円となった。主な要因は、長期借入金が272百万円増加したものの、リース債務が314百万円減少したこと等による。

純資産が同1,996百万円減の24,402百万円となった結果、自己資本比率は前期末の44.8%から42.5%へ低下した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)



《YM》

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