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日本株

nms Research Memo(1):2022年3月期は増収大幅増益。事業構造改革により成長基盤が整いつつある


*10:01JST nms Research Memo(1):2022年3月期は増収大幅増益。事業構造改革により成長基盤が整いつつある
■要約

1. 2021年3月期の業績概要
nmsホールディングス
2162の2021年3月期業績は、売上高54,856百万円(前期比12.4%減)、営業利益689百万円(同25.1%減)、経常利益158百万円(同70.7%減)、親会社株主に帰属する当期純損失は735百万円(前年同期は280百万円の利益)となった。親会社株主に帰属する当期純損失の要因として、新型コロナウイルス関連による休業手当などの特別損失395百万円、事業構造改革による特別損失92百万円等を計上したことが挙げられる。同社は、新型コロナウイルス感染症の拡大(以下、コロナ禍)以前より同社基盤の強化策として事業構造改革を推進している。コスト削減を中心に合理化・効率化を徹底的に進め、筋肉質な組織体制・コスト構造の変革を行っている。またASEAN諸国などへの海外展開、PS事業における新規の市場開拓(産業機器市場など)を進めており、攻めの姿勢を継続している。

2. 2022年3月期の業績予想
2022年3月期の業績予想は、売上高69,000百万円(前期比25.8%増)、営業利益1,200百万円(同74.1%増)、経常利益1,200百万円(同655.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益600百万円、EPSは1株当たり36.01円となっている。コロナ禍による影響は、同社の業績に一時的にマイナスを与えたものの、コストダウン施策やさらなる成長戦略を各セグメントにおいて打ち出すことで今後も業績の向上を見込んでいる。また先行きは不透明であるものの、すべての事業セグメントで増収増益を見込んでいる。2021年3月期は厳しい事業環境下ながら先行投資を積極的に進めていたことで、2022年3月期以降の成長基盤が整いつつあると弊社は見る。

3. 中長期の成長戦略
同社は、様々なAI企業・パートナー企業、海外政府・大学とのネットワークを活用し、製造業における人材・生産管理・自動化・部材調達・物流といった顧客のニーズに合ったDXを実現するサービスを提供している。現在の製造業において、生産現場のデジタル化が進んでいないこと、正社員削減により現場の効率性が低下していることなどの問題を解決するため、製造業におけるDX推進とファブレス化を可能にする事業をHS事業で推進している。また、ジョブグレードアップ制度の展開や技術・技能教育の拡充を行い、国内外において製造業のファブレス化に貢献できる高度人材の育成を行っている。こうした取り組みは、長期的かつ大きな成長要因につながるものとして注力する方針である。

■Key Points
・2021年3月期はコロナ禍の影響により減収減益も、筋肉質な組織体制・コスト構造への変革を遂行中
・2022年3月期はHS事業の請負比率拡大などを通じて全セグメントで増収増益見込む
・外部ネットワークを活用し、製造現場のDXを推進

(執筆:フィスコ客員アナリスト 石津大希)



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