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日本株

アクシージア Research Memo(4):中国ECの売上構成比7割超。中国市場で勝ち抜くため独自の強みを持つ(1)


*15:34JST アクシージア Research Memo(4):中国ECの売上構成比7割超。中国市場で勝ち抜くため独自の強みを持つ(1)
■アクシージア
4936の事業内容

1. 主要ブランドと製品
(1) AXXZIA
「AXXZIA」は目元製品を中心としたリテール向け主力ブランドで、「エッセンスシート」のヒーロープロダクツ化に成功した。美容液は「目元」に必要な美容成分をマルチに配合しており、シートを密着させることで、集中した目元ケアができる。中国市場でのヒーロープロダクツ化により、2022年7月期の「エッセンスシート」の売上高は3,407百万円(全社売上高の41.5%)となった。

(2) AGtheory
「AGtheory」は、「AGドリンク」をコアに化粧品と融合させた第2のリテール向け主力ブランドとなる。ヒーロープロダクツ化に成功した「AGドリンク」愛用者へ、同一コンセプトでの化粧品と融合させブランド化した。“抗糖化”を訴求してヒーロープロダクツ化した「AGドリンク」は安定的に月1万本を出荷し、ARPU(1顧客当たりの平均売上金額)が高いことが特長で、2022年7月期の売上高は2,750百万円(全社売上高の33.5%)となった。「AXXZIA」と「AGtheory(「AGドリンク」含む)」の2ブランド合計の売上構成は74.9%(2022年7月期)に上る。

(3) 美白訴求分野
美白訴求分野では、化粧品「サンスクリーン」、美容サプリメント「ホワイトアミノズ」及び同製品をリニューアルしたヴィーナスレシピ「ザ ホワイト ドリンク」を育成分野として位置付け、第3の主力ブランド化を目指している。これらは、中国市場及び日本市場で中・高価格帯(平均売価5,000円以上)でBtoCブランドとして販売されている。2022年7月期の売上高は983百万円(全社売上高の12.0%)、前期比51.0%と成長が著しい。特に、2022年2月に発売した「ザ ホワイト ドリンク」は売上4億円を達成するなど好調で、ヒーロープロダクツ化しつつある。

(4) その他
ユイット・ラボラトリーズのスキンケア基礎化粧品「リスブラン」は、中・低価格帯(平均売価3,000円)のBtoCブランドとして販売される。

(5) プロフェッショナル分野
サロン専売ブランド(プロフェッショナル分野)として「Le Ciel de L’aube (ル シエル ド ローブ)」のほか、「アイテール」シリーズや「The B(ザ ビー)」などがある。サロン専売ブランドは創業以来の同社の強みかつ特長分野であり、高価格帯(平均単価10,000円以上)で販売される。

2. 地域別・チャネル別の売上構成
同社の成長の原動力は中国市場での成功、特に中国ECの成長である。これは、2022年7月期の地域別・チャネル別売上構成のうち、中国ECが74.1%(6,088百万円)であったことからも明らかである。中国ECの内訳としては、アリババグループが運営する中国最大のマーケットプレイス型(CtoC)ECプラットフォーム「Taobao(淘宝網)」(以下、Taobao)旗艦店他での販売(2022年7月期の中国EC売上構成38.2%)と、アリババグループが運営するBtoC越境EC専門モール「Tmall Global」旗艦店での販売(同35.9%)の構成比が高い。「RED(小紅書)」(以下、RED)は女性のアクティブユーザーが大半の口コミサイト(中国版インスタグラム)で、インフルエンサーマーケティング販売が活発である(同7.4%)。これらに加え、2022年7月期に旗艦店を出店した動画プラットフォーム「TikTok」の中国本土版「Douyin」及びモバイルビデオアプリ「Kuaishou」の成長が著しく、有力な販売チャネル(ライブコマース、興味EC)として注目度が高い。このうち「Douyin」の売上構成は17.3%となっており、第3のプラットフォームとして存在感を増している。

地域別・チャネル別売上構成のうち、次に売上構成が高いのが中国サロン向けで16.1%(1,318百万円)となる。2022年7月期は上海ロックダウンの影響を受けたものの、顧客であるエステサロンは600店舗以上あり、堅調に成長している。EC、サロン向け及びリテール(小売)を合わせた中国売上構成比は91.3%に上る。一方、日本市場は、新型コロナウイルス感染症拡大(以下、コロナ禍)の影響を受け、特にリテール販売が落ち込んだものの、ユイット・ラボラトリーズの連結化により、売上構成は7.1%(585百万円)と増加基調である。なお、その他地域としてカナダ、ドイツ、オーストラリアなどでの販売実績があるが、コロナ禍による渡航制限などから積極的な展開は控えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)


《NS》

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