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31日の中国本土市場概況:上海総合0.2%安で3日ぶり反落、銀行・保険セクター下げ主導


*16:54JST 31日の中国本土市場概況:上海総合0.2%安で3日ぶり反落、銀行・保険セクター下げ主導
週明け31日の中国本土市場は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比8.13ポイント(0.24%)安の3395.68ポイントと3日ぶりに反落した(上海A株指数は0.24%安の3558.98ポイント)。

銀行業績の悪化が重し。主要企業の中間決算発表がほぼ一巡するなか、主要行の決算で減益や不良債権比率上昇が多くみられたことを嫌気した。社債デフォルト(債務不履行)の警戒感も再燃。新型コロナウイルス禍で債務返済猶予を受けた企業に関し、この先2四半期程度で合計106億人民元以上が返済期限を迎える——と伝えられた。

ただ、大きく売り込む動きはみられない。中国景気の持ち直しが意識された。寄り付き前に公表された経済指標では、8月の製造業PMIが51.0となり、前月(51.1)から小幅に低下したものの、景況判断の境目となる50は6カ月連続で上回っている。同月の非製造業PMIは54.2に上振れし、2年7カ月ぶりの高い水準を回復した。指数はプラス圏で推移する場面もみられている。

業種別では、銀行・保険の下げが目立つ。招商銀行(600036/SH)が2.0%安、上海浦東発展銀行(600000/SH)が1.0%安、新華人寿保険(601336/SH)が3.0%安、中国人寿保険(601628/SH)が2.4%安で引けた。

ITハイテク株も安い。業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)とIC設計の上海韋爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)がそろって4.3%ずつ下落した。不動産株、医薬品株、エネルギー関連株の一角なども売られている。

半面、食品飲料株はしっかり。乳製品グループ大手の内蒙古伊利実業集団(600887/SH)が3.3%、白酒(中国の蒸留酒)メーカー最大手の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が1.7%ずつ上昇した。証券株、防衛関連株、産金株、紙パルプ株も買われている。

一方、外貨建てB株相場は値上がり。上海B株指数が2.42ポイント(0.97%)高の253.16ポイント、深センB株指数が3.83ポイント(0.40%)高の960.02ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)





《FA》

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