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1日の香港市場概況:ハンセン0.03%高で小反発、ハンセン科技指数は1.7%上昇


*18:00JST 1日の香港市場概況:ハンセン0.03%高で小反発、ハンセン科技指数は1.7%上昇
1日の香港市場は小幅に値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比7.80ポイント(0.03%)高の25184.85ポイントと反発し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が21.84ポイント(0.22%)高の10013.32ポイントと4日ぶりに反発した。売買代金は1390億6300万香港ドルに縮小している(8月31日は1817億7000万香港ドル)。

中国景気の持ち直しが期待される流れ。取引時間中に発表された8月の財新中国製造業PMI(民間集計)は52.8となり、予想に反し前月から上昇した(2011年2月以来、9年半ぶりの高水準を記録)。前日に公表された同月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)が景況判断の境目となる50を6カ月連続で上回ったこともあり、過度な景気懸念も後退している。

もっとも、上値は限定的。本土銀行の不良債権比率上昇や、社債デフォルト(債務不履行)の警戒感が依然としてくすぶっている。指数は安く推移する場面もみられた。(亜州リサーチ編集部)


ハンセン指数の構成銘柄では、民間自動車メーカーの吉利汽車HD(175/HK)が4.4%高、中国ニット衣料最大手の申洲国際集団HD(2313/HK)が2.3%高、通信キャリア大手の中国聯通(チャイナ・ユニコム:762/HK)が2.2%高、マカオ・カジノの銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が1.8%高、インターネットサービス中国最大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が1.6%高と上げが目立った。

ハイテク株の物色も強まり、ハンセン科技指数は1.7%高の7674.71ポイントと急反発。7月9日に付けた最高値(終値で7776.77)が視野に入った。組み入れウエート上位の銘柄群では、上記したテンセントのほか、美団点評(メイトゥアン・ディエンピン:3690/HK)が3.5%高、小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)が8.9%高と値を上げている。小米は連日で上場来高値を更新。同社株は来週7日、ハンセン指数に新規組み入れされる。

セクター別では、中国の自動車が高い。上記した吉利汽車のほか、比亜迪(BYD:1211/HK)が13.8%、長城汽車(2333/HK)が8.9%、広州汽車集団(2238/HK)が4.4%、東風汽車集団(489/HK)が4.8%ずつ上昇した。充電池・自動車メーカーのBYDは8月28日引け後、予想を上回る内容の中間決算を報告。あわせて1~9月期の利益拡大見通しも明らかにしている。ブローカー各社の強気な投資判断が相次ぐなか、見直し買いが先行した。

非鉄やセメントなど素材セクターもしっかり。江西カン鋒リ業(ガンフェン・リチウム:1772/HK)が8.2%高、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が4.8%高、江西銅業(358/HK)が3.3%高、中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が3.2%高、新疆新キン鉱業(3833/HK)が2.9%高、中国建材(3323/HK)が1.7%高、華潤水泥HD(1313/HK)が1.4%高、安徽海螺セメント(安徽コンチセメント:914/HK)が1.3%と値を上げた。

半面、中国と香港の不動産セクターはさえない。中国恒大集団(3333/HK)と中国海外発展(688/HK)がそろって2.9%安、碧桂園HD(2007/HK)が1.1%安、新鴻基地産発展(16/HK)が2.4%安、新世界発展(17/HK)が0.9%安で引けた。米国や中国などで短期金利の上昇がみられたことを嫌気している。恒大集団に関しては、前日引け後に報告した中間決算の56%減益も売り材料視された。

一方、本土市場は反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.44%高の3410.61ポイントで取引を終えた。自動車株が高い。産金株や非鉄株、ハイテク株、消費関連株、海運株、防衛関連株なども買われた。半面、銀行株はさえない。医薬品株やインフラ関連株の一角も売られた。

亜州リサーチ(株)





《FA》

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