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22日の香港市場概況:ハンセン0.7%安で3日続落、科技指数は0.3%高で反発


*18:00JST 22日の香港市場概況:ハンセン0.7%安で3日続落、科技指数は0.3%高で反発
22日の香港市場は値下がり。主要52銘柄で構成されるハンセン指数が前日比187.43ポイント(0.71%)安の26119.25ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が17.65ポイント(0.17%)安の10384.18ポイントとそろって3日続落した(ハンセン指数は約1カ月半ぶりの安値水準)。売買代金は1237億2600万香港ドルに縮小している(21日は1438億8400万香港ドル)。


新型コロナウイルスの感染拡大と対中制裁の動きがマイナス。欧米などで新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからず、外需の落ち込みが中国経済にも打撃になると懸念された。また、香港政府は21日、感染力の高いコロナ変異種が広まる英国からの入境を22日から禁止すると発表。域内の行動規制措置についても、2021年1月6日まで延長した。米中関係を巡っては、米国務省が21日、人権侵害の疑いがある中国当局者の追加ビザ(査証)の発給制限を実施すると発表。米商務省は同日、中国とロシアの軍関連企業リストを公表したうえで、輸出規制の強化を打ち出した。(亜州リサーチ編集部)


ハンセン指数の構成銘柄では、民間自動車メーカーの吉利汽車HD(175/HK)が5.4%安、マカオ・カジノの金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が3.5%安、同業の銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が3.1%安と下げが目立った。


セクター別では、空運と海運が安い。中国南方航空(1055/HK)と中国国際航空(753/HK)がそろって3.0%、中国東方航空(670/HK)が2.3%、国泰航空(キャセイ航空:293/HK)が1.7%、中遠海運HD(1919/HK)が8.0%、太平洋航運集団(2343/HK)が7.4%、中遠海運能源運輸(1138/HK)が3.5%ずつ下落した。


足もとで物色が続いていた非鉄やレアアースの銘柄群も急落。新疆新キン鉱業(3833/HK)が11.3%安、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が8.9%安、江西銅業(358/HK)が6.9%安、中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が6.7%安、金川集団国際資源(2362/HK)が6.0%安で引けた。


他の個別株動向では、米当局に制裁ターゲットとして名指しされた家電大手のTCL電子HD(TCLエレクトロニクス・ホールディングス:1070/HK)が14.9%安。米国国土安全保障省のウルフ長官代行は21日、中国に対するさらなる制限を検討していると表明し、TCL電子HDなどの動向を注視していると述べた。同氏によれば、TCL電子製のテレビにバックドアが組み込まれていることが今年に入って確認されたという。


半面、「ニューエコノミー」関連の一角はしっかり。ハイテクやITで構成されるハンセン科技指数は0.3%高と反発した。本日より同指数などに組み入れれたヘルスケア企業の京東健康(JDヘルス・インターナショナル:6618/HK)は9.9%高と大幅続伸し、上場来高値を更新している。このほか、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が1.3%高、スマートフォン中国大手の小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)が1.2%上昇した。


好材料の出た銘柄群の一角も買われる。バイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が1.7%高と続伸し、最高値を更新した。製薬会社のバイエルからドイツのバイオ原薬工場設備を買収すると発表したことが支援材料となっている。


一方、本土市場は反落。主要指標の上海総合指数は、前日比1.86%安の3356.78ポイントで取引を終えた。金融株が下げを主導する。石炭や石油のエネルギー株、非鉄や鉄鋼、セメントの素材株、ハイテク株、運輸株、自動車株、インフラ関連株、不動産株、公益株なども売られた。半面、食品飲料株の一角は買われている。

亜州リサーチ(株)





《FA》

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