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30日の中国本土市場概況:上海総合0.9%高で3日続伸、証券とハイテクに買い


*16:58JST 30日の中国本土市場概況:上海総合0.9%高で3日続伸、証券とハイテクに買い
年明け初商い4日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比29.89ポイント(0.86%)高の3502.96ポイントと3日続伸した。約2年11カ月ぶりの高値水準を回復している(上海A株指数は0.86%高の3671.76ポイント)。


資金流入期待が相場を押し上げる流れ。中国人力資源社会保障部は12月30日、年金基金の株式投資枠に関し、将来的に最大40%まで拡大する方針を表明した。流入資金は最大で3000億人民元(約4兆7500億円)に達する見込みとされる。また、今年からスタートする第14次5カ年計画(2021〜25年)に対する期待も根強い。同5カ年計画の基本指針では、内需の拡大や科学技術の発展に重点を置く方針が示されている。(亜州リサーチ編集部)


業種別では、証券株の上げが目立つ。中原証券(601375/SH)が連日でストップ高、方正証券(601901/SH)が8.1%高で引けた。年金マネーの流入拡大によるマーケットの活況で、手数料収入などが拡大するとの思惑が続いている。


ハイテク株も急伸。太陽光発電用ガラスの福莱特(601865/SH)がストップ高、太陽光発電素材メーカーの隆基緑能科技(601012/SH)が8.6%高、ソフト開発の中国軟件与技術服務(600536/SH)が5.6%高、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が5.1%高で取引を終えた。太陽光などエコ発電関連に関しては、産業支援策の期待も強まっている。中国政府は今年、習近平・国家主席の肝いりで、風力・太陽光発電容量の拡大を加速させる方針だ。このほか素材株、自動車株、消費関連株、医薬品株、海運株、インフラ関連株、防衛関連株なども買われている。


半面、銀行株と不動産株は総じて安い。興業銀行(601166/SH)が5.9%、招商銀行(600036/SH)が1.8%、金地集団(600383/SH)が4.6%、保利地産(600048/SH)が3.4%ずつ下落した。不動産向け融資の引き締めがネガティブ。中国人民銀行と中国銀行保険監督管理委員会は12月31日、不動産向け融資の新たな引き締め策を公表した。2021年1月1日付で実施している。そのほか保険株、空運株、公益株の一角も売られた。


一方、外貨建てB株相場は値上がり。上海B株指数が3.64ポイント(1.49%)高の247.11ポイント、深センB株指数が21.82ポイント(2.01%)高の1108.54ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)





《FA》

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