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11日の中国本土市場概況:上海総合2.4%高で6日ぶり急反発、景気敏感株に買い


*16:55JST 11日の中国本土市場概況:上海総合2.4%高で6日ぶり急反発、景気敏感株に買い
11日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比79.09ポイント(2.36%)高の3436.83ポイントと6日ぶりに急反発した(上海A株指数は2.36%高の3602.38ポイント)。


指標上振れで投資家心理が改善する流れ。昨日引け後に報告された今年2月の金融統計では、人民元建て新規融資とマネーサプライM2が市場予想を上回った。なかでも新規融資は、2月として過去最大を記録。市場予想(9500億人民元)を43%も上回る1兆3600億人民元(約22兆7200億円)に拡大した。中国の経済政策にも期待感。全国人民代表大会(全人代)は本日閉会し、李克強首相はその後に記者会見を行う予定だ。また、上海総合指数はこのところ急ピッチに下落し、足もとでは昨年12月22日以来の安値水準を連日で切り下げていただけに、自律反発狙いの買いもみられる。指数は小じっかりで寄り付いた後、上げ幅を徐々に広げた。(亜州リサーチ編集部)


業種別では、非鉄や鉄鋼、セメントなど景気動向に敏感な素材関連の上げが目立つ。中国アルミ(601600/SH)と江西銅業(600362/SH)、杭州鋼鉄(600126/SH)がそろってストップ高、宝山鋼鉄(600019/SH)が6.9%高、華新水泥(600801/SH)が6.5%高、安徽海螺セメント(600585/SH)が4.3%高で引けた。この日の上海期貨交易所(上海商品先物取引所)でも、銅やアルミ、鉄筋など主要な商品先物が軒並み上昇している。


ハイテク株も急伸。スーパーコンピュータ世界大手の曙光信息産業(中科曙光:603019/SH)が9.3%高、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が7.5%高、半導体モジュール生産の嘉興斯達半導体(603290/SH)が5.6%高、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(JCET:600584/SH)が4.6%高で取引を終えた。中国半導体産業協会(CSIA)は11日、輸出規制や安全性などを巡り、米国半導体工業会(SIA)と作業部会を設立したと発表。両国の摩擦が薄らぐと期待された。このほか消費関連株、金融株、環境関連株、医薬品株、インフラ関連株、運輸株、不動産株も幅広く買われている。


外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.54ポイント(1.46%)高の245.13ポイント、深センB株指数が13.12ポイント(1.20%)高の1105.45ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)







《FA》

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