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15日の香港市場概況:ハンセン0.3%高で反発、小米が7.0%上昇


*18:09JST 15日の香港市場概況:ハンセン0.3%高で反発、小米が7.0%上昇
週明け15日の香港市場は、主要55銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比94.04ポイント(0.33%)高の28833.76ポイントと反発する半面、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は28.87ポイント(0.26%)安の11144.08ポイントと続落した。売買代金は1936億8700万香港ドルとなっている(12日は2254億7600万香港ドル)。


中国景気の持ち直しが意識される流れ。取引時間中に公表された今年1〜2月の中国経済統計では、小売売上高が前年同期比33.8%増、鉱工業生産額が35.1%増に達し、市場予想をそろって上回った。ただ、上値は限定的。当局はフィンテックとプラットフォーマーの監督強化を進める——との見方が依然としてくすぶっている。金利の上昇も懸念材料。中国で昼前に公表された人民元建て上海銀行間取引金利(SHIBOR)は、翌日物などが上昇に転じている。「ニューエコノミー」関連銘柄などには逆風となり、全体相場の重しとなった。ハンセン科技指数は2.27%安と続落。ハンセン指数も安く推移する場面がみられた。(亜州リサーチ編集部)


ハンセン指数の構成銘柄では、スマートフォン中国大手の小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)が7.0%高と急伸。米連邦地裁が12日、米制裁リストから小米集団を一時除外する判断を示したことが材料視された。


セクター別では、カジノや空運などレジャー関連が高い。カジノでは金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が3.5%、澳門博彩HD(SJMホールディングス:880/HK)が2.4%、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が2.0%、空運では、中国3大エアラインの中国南方航空(1055/HK)が9.5%、中国東方航空(670/HK)が6.8%、中国国際航空(753/HK)が6.6%、香港フラッグキャリアの国泰航空(キャセイ航空:293/HK)が2.7%ずつ上昇した。


中国の銀行セクターもしっかり。中国建設銀行(939/HK)が3.3%高、中国農業銀行(1288/HK)が3.2%高、中国工商銀行(1398/HK)が2.2%高、中国銀行(3988/HK)が2.1%高、中国郵政儲蓄銀行(1658/HK)が2.0%高で引けた。


半面、自動車セクターは安い。華晨中国汽車HD(1114/HK)が4.5%、比亜迪(BYD:1211/HK)が2.9%、長城汽車(2333/HK)が2.5%、東風汽車集団(489/HK)が2.4%、吉利汽車HD(175/HK)が2.1%、広州汽車集団(2238/HK)が1.7%ずつ下落した。


「ニューエコノミー」関連も上述した小米などを除き総じてさえない。インターネットサービス中国最大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が3.5%安と続落した(12日は4.4%安)。同社を巡っては、中国金融サービス大手のアントに続いてフィンテック規制の次期ターゲットになる——との観測が先週浮上。不安視する売りが続いた。科技指数の組み入れウエート上位銘柄では、テンセントのほか、美団(メイトゥアン:3690/HK)と快手科技(クアイショウ・テクノロジー:1024/HK)がそろって4.7%安、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が2.0%安と値を下げている。


15日からハンセン指数に組み入れられた銘柄の値動きは、海底撈国際HD(6862/HK)が4.3%安、龍湖集団HD(960/HK)が2.1%安、阿里健康信息技術(241/HK)が1.7%安となった。


一方、本土市場は3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.96%安の3419.95ポイントで取引を終了した。ハイテク株が安い。消費関連株、医薬品株、素材株、公益株、保険・証券株、不動産株の一角なども売られた。半面、銀行株は高い。空運株、エネルギー株も買われた。

亜州リサーチ(株)





《FA》

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