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22日の香港市場概況:ハンセン0.4%安で続落、銀行株高で下げは限定


*18:00JST 22日の香港市場概況:ハンセン0.4%安で続落、銀行株高で下げは限定
週明け22日の香港市場は、主要55銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比105.60ポイント(0.36%)安の28885.34ポイントと続落する一方、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は22.79ポイント(0.20%)高の11306.71ポイントと反発した。売買代金は1342億3800万香港ドルに縮小している(19日は2061億6200万香港ドル)。


米株安が重し。先週末の米株市場では、米銀の資本規制緩和終了が嫌気されて主要指標にNYダウが続落した。22日のNYダウ先物も小安く推移している。米中関係の悪化懸念もくすぶる状況。先週開催された米中の外交トップ会談では、安全保守や人権問題などの分野で歩み寄りがみられず、協議の次回開催予定も未定の状況だ。


ただ、下値は限定的。金利高の警戒感が薄らぐ中、ハンセン指数はプラス圏で推移する場面もあった(本土株指数は安寄り後に上昇)。中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は21日、中国の金融政策について、「流動性供給の余地はまだある」と発言し、金利を安定化するスタンスを強調している。人民銀が朝方公表した事実上の貸出基準金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、予想通り11カ月連続で据え置かれた。(亜州リサーチ編集部)


ハンセン指数の構成銘柄では、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が5.0%安、ビールメーカー大手の百威亜太HD(バドワイザーAPAC:1876/HK)が3.9%安、飲食ポータルサイトの美団(メイトゥアン:3690/HK)が3.7%安と下げが目立った。


セクター別では、酒造と食品飲料が安い。上記したバドワイザーのほか、華潤ビールHD(291/HK)が3.7%、青島ビール(168/HK)が2.0%、中国旺旺HD(151/HK)が3.2%、統一企業中国HD(ユニプレジデント・チャイナ:220/HK)が3.0%、日清食品(ニッシン・フーズ:1475/HK)が2.3%ずつ下落した。華潤ビールの決算は6割増益だったが、市場予想を下回った点が売り材料視されている。また、統一企業中国の通期決算は19%増益。これを好感する買いは限定された。


医薬品セクターもさえない。康哲薬業HD(867/HK)が3.3%安、康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス:6185/HK)が2.5%安、山東新華製薬(719/HK)が1.8%安、広州白雲山医薬集団(874/HK)が1.6%安、石薬集団(CSPCファーマシューティカル・グループ:1093/HK)が1.3%安と値を下げた。


半面、中国の銀行セクターは軒並み高。招商銀行(3968/HK)が4.2%、中国農業銀行(1288/HK)が3.2%、交通銀行(3328/HK)が3.1%、中国銀行(3988/HK)が2.1%、中国建設銀行(939/HK)が2.0%、中国工商銀行(1398/HK)が1.9%ずつ上昇した。招商銀が公表した通期決算は5%増益。不良債権比率は4年連続で改善した。


太陽光や風力などエコ発電関連も物色される。陽光能源HD(757/HK)が12.3%高、福莱特玻璃集団(フラット・グラス・グループ:6865/HK)が4.4%高、中国水発興業能源集団(旧社名・中国興業太陽能技術HD:750/HK)が2.4%高、龍源電力集団(916/HK)が8.6%高、新疆金風科技(2208/HK)が6.4%高で引けた。太陽光発電用シリコンインゴット生産の陽光能源が先週、「原材料の値上がりで通期業績は40%減益を強いられる」との見通しを明らかにしたことについて、市場では想定より悪くないとの見方が浮上している。


一方、本土市場は反発。主要指標の上海総合指数は、前営業日比1.14%高の3443.44ポイントで取引を終了した。金融株が相場をけん引する。発電株、インフラ関連株、ハイテク株、公益株、保険・証券株、空運株、自動車株なども買われた。半面、酒造株は安い。素材株、医薬品株の一角も売られた。

亜州リサーチ(株)





《FA》

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