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12日の中国本土市場概況:上海総合0.6%高で3日続伸、自動車セクターに買い


*17:20JST 12日の中国本土市場概況:上海総合0.6%高で3日続伸、自動車セクターに買い
12日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比20.91ポイント(0.61%)高の3462.75ポイントと3日続伸している(上海A株指数は0.61%高の3629.45ポイント)。


前日までの好調地合いを持続。経済回復の期待が根強いほか、中国本土でインフレ加速の警戒感がひとまず後退する中で、投資家のセンチメントも上向いた。11日公表された4月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比で0.9%上昇し、市場予想(プラス1.0%)を下回っている。国内金利の上昇圧力もひとまず薄らいだ。域外マネーの流出を不安視し、安く推移する場面がみられたものの、下値は堅く、指数は中盤からプラスに転じた。(亜州リサーチ編集部)


業種別では、自動車の上げが目立つ。広州汽車集団(601238/SH)が6.2%高、長城汽車(601633/SH)が3.2%高、上海汽車集団(600104/SH)が2.7%高で引けた。全国乗用車市場信息聯席会は11日、今年4月の乗用車小売台数が前年同月比で12%増加したと発表している。増加率は前月から鈍化したものの、7カ月連続でプラス成長が維持された。


石油や石炭のエネルギー関連株もしっかり。中国石油天然気(601857/SH)が2.9%、中国石油化工(600028/SH)が1.1%、中海油田服務(601808/SH)が3.2%、中国神華能源(601088/SH)が1.8%ずつ上昇した。


農業関連株も物色される。製糖や野菜・果樹生産の中糧糖業控股(600737/SH)と肥料メーカーの貴州聖済堂医薬産業(600227/SH)がそろってストップ高、農業生産会社の新彊賽里木現代農業(600540/SH)が4.3%高、穀物や乳製品生産の湖南全建米業(600127/SH)が3.6%高、トウモロコシ加工の万向徳農(600371/SH)が2.9%高で取引を終えた。食品飲料株、医薬品株、非鉄・鉄鋼株、海運株、ハイテク株、銀行株なども買われている。


半面、不動産株の一角は安い。新城控股集団(601155/SH)が2.5%、保利地産(600048/SH)が2.3%、金地集団(600383/SH)が1.2%ずつ下落した。中国で不動産を巡る悪材料が浮上。財政部など関係部局は11日、「個人固定資産税」を2021〜25年にかけて導入する姿勢を示した。また、中国人民銀行(中央銀行)が11日夜に公表した1〜3月の金融政策執行報告では、住宅高騰を許容しないスタンスが改めて強調されている。このほか発電株、保険株、証券株、防衛関連株も売られた。


一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.14ポイント(0.46%)高の251.28ポイント、深センB株指数が11.47ポイント(1.00%)高の1156.18ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)




《FA》

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