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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は9日ぶりに反落、高値警戒感から利益確定売りが優勢


*09:30JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は9日ぶりに反落、高値警戒感から利益確定売りが優勢
【ブラジル】ボベスパ指数 129787.11 -0.76%
8日のブラジル株式市場は9日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比989.16ポイント安(-0.76%)の129787.11で取引を終了した。130776.3から129230.3まで下落した。

終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。ボベスパ指数が前日7日まで8連騰しており、高値警戒感から利益確定売りが優勢。また、インフレ加速に伴う追加の利上げ懸念の高まりも指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正などが引き続き好感されたもようだ。

【ロシア】MICEX指数 3807.43 -0.39%
8日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比14.78ポイント安(-0.39%)の3807.43で取引を終了した。3833.17から3799.07まで下落した。

買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジで推移した。MOEX指数が前日7日は過去最高値を更新して引けており、高値警戒感から利益確定売りが優勢。また、通貨ルーブル高も資源輸出大手の売り圧力を強めた。一方、原油価格の上昇が指数を下支えした。

【インド】SENSEX指数 52275.57 -0.10%
8日のインドSENSEX指数は小反落。前日比52.94ポイント安(-0.10%)の52275.57、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同11.55ポイント安(-0.07%)の15740.10で取引を終えた。

中盤はプラス圏に浮上する場面もあったが、その後は再び売りに押された。SENSEX指数が前日7日に過去最高値を更新しており、過熱感から利益確定売り圧力はやや強まった。また、足元での景気悪化なども引き続き嫌気された。

【中国本土】上海総合指数 3580.11 -0.54%
8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比19.43ポイント安(-0.54%)の3580.11ポイントと3日ぶりに反落した。

指標発表前に買いが手控えられる流れ。中国ではあす9日、今年5月の物価統計が公表される。このところインフレ動向を材料にした売買が目立っていただけに、内容を見極めたいとするスタンスが強まった。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中、経済活動の早期正常化が期待されている。中国国家衛生健康委員会の曽益新・副主任は国営メディアの取材に対し、2021年末までに新型コロナウイルスワクチンの対象グループに対する接種率を70%以上に引き上げるとの目標を掲げた。


《CS》

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