*09:22JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数場は強含み、過半数の銘柄が上昇した
【ブラジル】ボベスパ指数 104700.32 +0.80%
6日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比834.33ポイント高(+0.80%)の104700.32で引けた。中国経済の拡大観測が好感されたようだ。ボべスパ指数の88の構成銘柄では75が上昇、11が下落、変わらずは2。アズールなどがしっかり。
【ロシア】MOEX指数 2294.12 +0.96%
6日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比21.92ポイント高(+0.96%)の2294.12で引けた。日中の取引レンジは、2283.40-2297.86。原油高などを意識した買いが入ったようだ。
【インド】SENSEX指数 60224.46 +0.69%
6日のインドSENSEX指数場は強含み。前日比415.49ポイント高(+0.69%)の60224.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、前日比117.10ポイント高(+0.67%)の17711.45で取引終了。
30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、24が上昇、6が下落。利食い売りが観測されたが、景気浮揚への期待は持続しており、過半数の銘柄が上昇した。タタ・モーターズ(TTMT)がしっかり。一方、タタ・スチールはさえない動きとなった。
【中国本土】中国本土市場 3322.03 -0.19%
6日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比6.37ポイント安(-0.19%)の3322.03ポイントと反落した。
中国の景気テコ入れ策強化に対する期待感がやや後退する流れ。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が5日に開幕した。冒頭で読み上げられた「政府活動報告」では、今年のGDP成長目標が22年の「5.5%前後」から「5.0%前後」へと低く設定されている。また、上海総合指数はこのところの上昇で、昨年7月以来、約8カ月ぶりの高値水準を終値ベースで回復。利食い売りも出やすかった。もっとも、下値を叩くような売りはみられていない。上述した全人代は開催中のため、これから明らかにされる具体的な政策に対する期待感が残る状況だ。
《CS》
当コンテンツはFISCOから情報の提供を受けています。掲載情報の著作権は情報提供元に帰属します。記事の無断転載を禁じます。当コンテンツにおけるニュース、取引価格、データなどの情報はあくまでも利用者の個人使用のために提供されているものであって、商用目的のために提供されているものではありません。当コンテンツは、投資活動を勧誘又は誘引するものではなく、また当コンテンツを取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。当コンテンツは投資助言となる投資、税金、法律等のいかなる助言も提供せず、また、特定の金融の個別銘柄、金融投資あるいは金融商品に関するいかなる勧告もしません。当コンテンツの使用は、資格のある投資専門家の投資助言に取って代わるものではありません。提供されたいかなる見解又は意見はFISCOの見解や分析であって、ロイターの見解、分析ではありません。情報内容には万全を期しておりますが、保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。 【FISCO】