*09:36JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、欧米市場の上昇を受け
【ブラジル】ボベスパ指数 110744.51 +0.58%
19日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比636.05 ポイント高(+0.58%)の110744.51で引けた。日中の取引レンジは109,786.92 - 111,211.29となった。
朝方はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経済指標の改善が好感された。3月の経済活動指数の上昇率(前年同月比)は5.46%となり、前月の2.80%(改定値)と予想の3.65%を上回った。また、欧州市場の上昇も支援材料。一方、通貨レアル安の進行がブラジル株の足かせとなった。また、米国の債務不履行の懸念などが再燃していることも警戒された。
【ロシア】MICEX指数 2632.91 製造業向けのクラウド構築
19日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.75ポイント安(-0.26%)の2626.16ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,612.47 - 2,635.80となった。
後半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。欧米が対ロ制裁の追加を決定したことが嫌気された。一方、指数の下値は限定的。企業の配当期待などが引き続き支援材料となった。また、経済指標の予想上振れなども引き続き好感された。
【インド】SENSEX指数 61729.68 +0.49%
19日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比297.94ポイント高(+0.49%)の61729.68、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同73.45ポイント高(+0.41%)の18203.40で取引を終えた。
売りが先行した後は買い戻され、引けにかけて上げ幅をじりじりと拡大させた。前日の欧米市場の上昇を受け、インド株にも買いが広がった。また、米債務上限の交渉をめぐり、妥結方向に歩むとの期待も好感された。
【中国本土】上海総合指数 3283.54 -0.42%
19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.78ポイント安(-0.42%)の3283.54ポイントと反落した。
中国景気の回復遅れが懸念される流れ。人民元安・米ドル高を背景に、海外への資金流出が不安視されている。人民元の対米ドル相場は19日、オフショア(CNH)、オンショア(CNY)でともに1米ドル=7人民元台で推移した。2022年12月以来の元安水準となっている。
《CS》
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