昨年のノーベル平和賞を受賞した非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長は14日、長崎大キャンパス(長崎市)で、核軍縮を学ぶ若者らとの対話集会に参加した。
長崎大は、1945年8月9日に投下された原爆で多くの学生や教職員を亡くした。核軍縮分野で活躍する人材を育てようと、学生らを核兵器禁止条約の交渉会合といった国際会議に派遣してきた。
被爆から73年を迎え、反核運動の中心を担う被爆者が次々と世を去っていく中、若者が果たすべき役割を共に考えようと、長崎大・核兵器廃絶研究センターなどが集会を企画した。
【共同通信】