京都アニメーション放火殺人事件で、殺人や現住建造物等放火などの容疑で逮捕された青葉真司容疑者(42)が事件後、京アニの複数の作品について自分の小説の盗作だという趣旨の話をしていたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。
過去に京アニの人気作品と同ジャンルの「学園もの」の小説を複数応募しており、京都府警は小説が動機に関わるとみて捜査。本人の供述を得て具体的な動機や責任能力の有無を見極める。
捜査関係者によると、青葉容疑者は特定の京アニ作品ではなく、設定が似通っているなどとして複数の作品に対し、自分の小説が「盗まれた」との認識を持っているとみられる。
【共同通信】