ミャンマー国軍によるクーデターに抗議し、九州で暮らすミャンマー人ら約200人が3日、福岡市中央区の繁華街・天神近くの公園で集会を開いた。拘束されたアウン・サン・スー・チー氏の写真や国旗を掲げ、「解放しろ」とシュプレヒコールを上げた。
主催者側によると、福岡、長崎、宮崎、鹿児島などの学生や会社員らが参加。「セーブ ミャンマー」と書かれたボードなどを手に国軍を批判し、ミャンマーの民主主義が守られるよう、日本政府や国際社会は国軍に圧力をかけてほしいと訴えた。
中心メンバーの会社員イエ・ミン・アウンさん(26)は「国軍は民主的な選挙の結果を認めるべき」と憤った。
【共同通信】