自民党の甘利明幹事長は幹事長を辞任する意向を党幹部に伝えた。関係者が1日未明、明らかにした。衆院神奈川13区で立憲民主党新人の太栄志氏に敗れ、比例南関東ブロックで復活当選した。これに先立つ31日のテレビ番組や記者団の取材に、小選挙区で敗れた場合は岸田文雄総裁(首相)に進退を相談する意向を示していた。
岸田首相は1日未明、甘利氏の進退に関し「本人の話を聞いた上で、私が判断する」と党本部で記者団に語った。
甘利氏は民放テレビ番組では、小選挙区敗北の場合「岸田総裁に身柄を預けないといけないと思っている」と述べた。
【共同通信】