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細胞老化でコロナ感染800倍

細胞老化でコロナ感染800倍

 京都府立医大の池田宏二教授(循環器内科)らのチームは25日、血管の細胞に新型コロナウイルスを感染させる実験で、老化した細胞は若い細胞に比べて約800倍の量のウイルスに感染したとの結果を英科学誌に発表した。高齢者の重症化の原因になっている可能性があるという。

 チームによると、人の血管内の表面を覆う「血管内皮細胞」を培養。細胞分裂を繰り返して老化させた血管内皮細胞と、若い細胞にウイルスを感染させて比較した。老化させた細胞では炎症や血栓の形成に関わる遺伝子が強く働いていることも分かった。逆に血栓の抑制に関わる遺伝子の働きは弱まっていた。

【共同通信】
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