防衛省統合幕僚監部は3日、中国海軍の小型フリゲート艦1隻が7月27日から31日にかけて、沖縄県・尖閣諸島の魚釣島から西に約120キロ~約70キロの範囲で、南北に移動しながらとどまっていたと発表した。31日午後10時ごろには、魚釣島の北西約180キロを北上し、尖閣から離れたとみられる。
防衛省は、尖閣周辺海域で監視活動に当たっていたとみている。海上自衛隊の護衛艦やP3C哨戒機が、監視に当たった。
防衛省によると、小型フリゲート艦は尖閣付近にとどまる前の7月22日から27日にかけては、魚釣島の西を抜けて、日本最西端の与那国島と台湾の間を南北に往復していた。
【共同通信】