北海道富良野市議会は30日の本会議で、ふるさと納税で費用を集めたアニメ「邪神ちゃんドロップキックX」の富良野編の制作委託費を含む2021年度一般会計決算を認定した。借金返済のために臓器売買を提案される場面があり、15日の決算審査特別委員会では「内容が一部不適切」などとして不認定となっていた。
市によると、決算のうち制作委託費は3300万円。本会議では認定と不認定が8対8の同数となったが、議長裁決で認定された。
アニメは下半身が蛇のような姿をした主人公「邪神ちゃん」が富良野市の観光スポットを訪れたり、名産のメロンを販売したりする内容だ。
【共同通信】