野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の強化合宿が始まった宮崎市の宮崎県総合運動公園では17日朝、スター選手を間近で見ようと、観客らが入場整理券を片手に数百mの列をつくった。県外から来たファンも多く、コロナ禍前を思い出させるにぎわいが見られた。
開場は午前9時。広島県廿日市市の公務員新田哲也さん(56)は友人と午前4時から並んだ。お目当てはダルビッシュ有投手(パドレス)で「トップ選手を間近で見られる機会はそうない」と笑顔だった。
球場の外には、選手の到着バスを待つ約千人が集まり、スマホ片手に身を乗り出し、写真撮影に夢中だった。
【共同通信】