大相撲の新弟子たちが17日、相撲の神様を祭る東京都墨田区の野見宿禰神社を参拝し、奉仕活動として境内を清掃した。幕下15枚目格付け出しから昭和以降初の1場所で新十両昇進の落合も参加し「すごくパワーを感じる神社。一層、相撲道に精進する気持ちになった」と決意を新たにした。
新弟子が通う相撲教習所の授業の一環として行われ、神社では講義も実施。落合は師匠の宮城野親方(元横綱白鵬)ら歴代横綱のしこ名が刻まれた石碑を前に「自分には遠いが、ぐっとくるものがあり、鳥肌が立った。今はひたすら努力するしかない」と語った。
【共同通信】