強盗や窃盗の目的で車に衛星利用測位システム(GPS)を取り付けようと、大阪府内の住宅駐車場に入ったとして、府警は17日、住居侵入の疑いで大阪市淀川区塚本6丁目、無職山岡響太容疑者(21)を逮捕した。住人の行動を確認するために、車2台にGPSを付けたとみている。
逮捕容疑は仲間と共謀して2月中旬、府内の住宅敷地内に侵入した疑い。府警によると、容疑を否認し「GPSを受け取ったが、取り付けたのは私ではない」と供述している。
この住宅で強盗や窃盗の被害は確認されていないという。府内で昨年10月に発生した強盗事件で逮捕された男の携帯電話を解析したところ、山岡容疑者が浮上した。
【共同通信】