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自走ロボットで大川小児童捜索

 仙台高等専門学校(仙台市)の研究グループは19日、地中のレーダー画像を人工知能(AI)で解析し、埋もれた小さな物体まで識別できる自走式のロボットを使い、東日本大震災の津波で行方不明になった宮城県石巻市立大川小の児童を捜索した。捜索を見守った不明児童の家族は、手掛かり発見に期待を込めた。

 ロボットは長さと幅が約70センチ、高さ約40センチ。衛星「みちびき」の信号を受信して位置を把握し、自動走行する。搭載したレーダーから地中に電波を飛ばし、反射を観測することで、深さ約1mにある1センチ程度の物体まで検出。画像を学習させたAIが、骨なのか石なのかなどを判別していく仕組みだ。

【共同通信】
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