宮城県南部の9市町でつくる仙南地域広域行政事務組合は24日、廃棄物処理のため持ち込まれたごみをインターネットオークションに266件出品し、落札総額約233万円に上る不当な利益を得たとして、仙南リサイクルセンター(蔵王町)の佐藤正幸技術主幹(56)を懲戒免職処分とした。県警に被害を相談する方針。
事務組合によると、技術主幹は2013年4月から昨年10月までの間、搬入されたスノーボードや自転車などを盗み、勤務時間中にセンター内でオークション用の写真を撮影、出品していた。
昨年6月以降、2件の匿名通報があった。
【共同通信】