サッカーの元スペイン代表MFで、世界的名手のアンドレス・イニエスタ(39)が25日、神戸市内で記者会見し、J1神戸からの退団を表明した。現役を続ける意向で「プレーできていない現実が一つの要因。プレーを続けたいという思いを掛け合わせ、この判断に至った」と説明した。7月1日に本拠地ノエビアスタジアム神戸で行われるJ1第19節の札幌戦を最後にチームを離れる。
今季のJ1では3試合の出場にとどまっており、シーズン終了までだった契約満了前の決断となった。中東や米国のクラブが獲得に関心を寄せている。イニエスタは「ここでの時間を全うし、どんな可能性が出てくるかをみていきたい」とした。
【共同通信】